神様の天の御座と地の御座 : Downloaded from http://god21.net [御言葉]鄭明析牧師 [本 文]へブル人への手紙8章5節 5)彼らは、天にある聖所のひな型と影とに仕えている者にすぎない。それについては、モーセが幕屋を建てようとしたとき、御告げを受け、「山で示された型どおりに、注意してそのいっさいを作りなさい」と言われたのである。 ヨハネの黙示録4章2~11節 2)すると、たちまち、わたしは御霊に感じた。見よ、御座が天に設けられており、その御座にいますかたがあった。 3)その座にいますかたは、碧玉や赤めのうのように見え、また、御座のまわりには、緑玉のように見えるにじが現れていた。 4)また、御座のまわりには二十四の座があって、二十四人の長老が白い衣を身にまとい、頭に金の冠をかぶって、それらの座についていた。 5)御座からは、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが、発していた。また、七つのともし火が、御座の前で燃えていた。これらは、神の七つの霊である。 6)御座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。御座のそば近くそのまわりには、四つの生き物がいたが、その前にも後にも、一面に目がついていた。 7)第一の生き物はししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人のような顔をしており、第四の生き物は飛ぶわしのようであった。 8)この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、その翼のまわりも内側も目で満ちていた。そして、昼も夜も、絶え間なくこう叫びつづけていた、「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者にして主なる神。昔いまし、今いまし、やがてきたるべき者」。 9)これらの生き物が、御座にいまし、かつ、世々限りなく生きておられるかたに、栄光とほまれとを帰し、また、感謝をささげている時、 10)二十四人の長老は、御座にいますかたのみまえにひれ伏し、世々限りなく生きておられるかたを拝み、彼らの冠を御座のまえに、投げ出して言った、 11)「われらの主なる神よ、あなたこそは、栄光とほまれと力とを受けるにふさわしいかた。あなたは万物を造られました。御旨によって、万物は存在し、また造られたのであります」。 ヨハネの黙示録14章1~8節 1)なお、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っていた。また、十四万四千の人々が小羊と共におり、その額に小羊の名とその父の名とが書かれていた。 2)またわたしは、大水のとどろきのような、激しい雷鳴のような声が、天から出るのを聞いた。わたしの聞いたその声は、琴をひく人が立琴をひく音のようでもあった。 3)彼らは、御座の前、四つの生き物と長老たちとの前で、新しい歌を歌った。この歌は、地からあがなわれた十四万四千人のほかは、だれも学ぶことができなかった。 4)彼らは、女にふれたことのない者である。彼らは、純潔な者である。そして、小羊の行く所へは、どこへでもついて行く。彼らは、神と小羊とにささげられる初穂として、人間の中からあがなわれた者である。 5)彼らの口には偽りがなく、彼らは傷のない者であった。 6)わたしは、もうひとりの御使が中空を飛ぶのを見た。彼は地に住む者、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音をたずさえてきて、 7)大声で言った、「神をおそれ、神に栄光を帰せよ。神のさばきの時がきたからである。天と地と海と水の源とを造られたかたを、伏し拝め」。 8)また、ほかの第二の御使が、続いてきて言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。その不品行に対する激しい怒りのぶどう酒を、あらゆる国民に飲ませた者」。 ハレルヤ! 永遠でいらっしゃる聖なる父神様の愛と御子の平安が満ちることを祈ります。 神様は<天の国>にいらっしゃり、そこには「神様の御座」があります。 また、神様がいらっしゃる地上の住みかは「地上にある真の聖殿」です。 だから<聖殿>を「神様の家だ。宮だ。宮殿だ」と言うのです。 <聖殿の縮小>はすなわち「椅子」です。だから<聖殿の壇上>は「神様と聖霊様と御子主が鎮座まします椅子」です。 家を建てるときも,一番上には「楽に休める空間」を作るように、神様も一番高いところに天の御座を象徴する場所をおかれます。 聖書の歴史を見ると神様は<聖なる聖殿>を高いところにおいて, 神様の人たちを高い山と御心の場所にお呼びになりました。 ソロモンの時も<神様の聖殿>は一番高いところ、「モリヤ山の頂上」に建てました。 アブラハムにも捧げものを捧げる時、高いところで捧げなさいとおっしゃいましたが、息子イサクを燔祭として捧げたところが、「モリヤ山の頂上」です。 モーセも「高いシナイ山」にお呼びになり、話されたし、エリヤも「カルメル山の高いところ」で神様に燔祭を捧げ、偶像の神に仕える偽預言者850人と戦って勝ちました。 神様は「高いところ」に座して、降臨し、働きかけます。 <神様の御座>は天国で一番高い所にあります。 <御座>から見ると天国のすべてのものが全部見え、宇宙と地球が全部見え、個人までも全部見えます。 今日の本文であるへブル人への手紙8章5節のように、神様は<天の国>にあるものを<地>にも影のように象徴として置いて、それに合うように行なうから、神様の御座の前に完全に出て行く皆さんになることを祝福します。