聖霊の言葉を聞いて、早く引き返して行ないなさい : Downloaded from http://god21.net [御言葉] 鄭明析牧師[本 文] ヨハネによる福音書16章13節 けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、きたるべき事をあなたがたに知らせるであろう。 コリント人への第一の手紙2章13節 この賜物について語るにも、わたしたちは人間の知恵が教える言葉を用いないで、御霊の教える言葉を用い、霊によって霊のことを解釈するのである。 ハレルヤ! 永遠でいらっしゃる神様の愛と御子の平安を祈ります。 人は<自分>をもって「自分」を成功させますが、<自分>をもって「自分」を成功させるためには、<考え>がとても重要です。<考え>を「霊的」にするか、「肉的」にするかによって、自分の運命が左右されます。 <肉的なこと>は「肉」をもって食べて、着て、寝て、世の中の物質と名誉などを得ることです。肉的に考えて肉的に行なえば、肉的には得ますが、<肉の成功>は「肉体の一時(いっとき)」です。 霊的に考えて霊的に行なえば、霊的に得ます。<霊の成功>は「期限のない永遠な成功」です。<霊的なこと>は「神霊な心と考え」を中心にして、「自分の肉」をもって「霊的な信仰の仕事」を行なって、永遠なものを得ることです。 肉的なことも、もちろんこれもしなければなりませんが、<霊的なこと>を必ずしなければなりません。その都度「もっと急ぐことをすること」が成功の秘法です。とりあえず体に当たる石や茨(いばら)をよけるように、「先にすべきことを先にすること」です。 今みなさんの生活の中に<優先権で必ずすべきこと>があるのに、自分の仕事ばかりしていることがあります。 まずは「天」のために行ない、その次に「自分」のために行なわなければなりません。行なう時は、まず確認して行なうことです。 この世でも霊的にも、毎日数百件、数千件の事故が起こります。この事故から<自分を守る方法>がありますが、運転をするとき前後左右を見て、信号とスピードを守って気をつけてするように、毎日慎(つつし)んで生きたら、肉的にも霊的にも「不慮のこと」に見舞われません。 また、自分が慎んで行なっても、「他人のミス」で不慮のことに見舞われることもあるから、必ず祈って、守ってくださいと言ってこそ、「不慮のこと」を避けるようになります。御言葉どおりに行なって「自分」を守ることを願います。 また行なう時、各方面から100%確認して、うまくいっても安心せず、いつもその方面において慎み、100%心血を注いで行なう人だけがやられなくなります。 日が昇って暮れるまで、「3万6000」を数えたら一日の日が沈むから、一日が一瞬にして過ぎていきます。一日一日がたまって、結局「人生」を作るのに、この時間をちゃんと使えなければ、あまりにももったいないです。 3万6000を数える時間に必ず<自分>を守り、<命>を伝道してください。うまくできればペテロのように3000人を伝道し、やらなければ、一人もできません。ある人は「本当にペテロが一日に3000人を伝道しただろうか?」と言って不思議がります。どうしてでしょうか? やったことがないからです。 「神様の主管圏の中で何事でもやればできるし、やらなければできることがありません」 「今も現実でやればできるし、やらなければできることがない」ということを肝に銘じて、今、聖霊が感動と悟りで働かれる時、早く引き返して行なう皆さんになることを祝福します。