肉的な問題と信仰の問題の解決 : Downloaded from http://god21.net [本文] マタイによる福音書20章30-34節 30すると、ふたりの盲人が道ばたにすわっていたが、イエスがとおって行かれると聞いて、叫んで言った、「主よ、ダビデの子よ、わたしたちをあわれんで下さい」。 31群衆は彼らをしかって黙らせようとしたが、彼らはますます叫びつづけて言った、「主よ、ダビデの子よ、わたしたちをあわれんで下さい」。 32イエスは立ちどまり、彼らを呼んで言われた、「わたしに何をしてほしいのか」。 33彼らは言った、「主よ、目をあけていただくことです」。 34イエスは深くあわれんで、彼らの目にさわられた。すると彼らは、たちまち見えるようになり、イエスに従って行った。 マタイによる福音書25章1-10節 1そこで天国は、十人のおとめがそれぞれあかりを手にして、花婿を迎えに出て行くのに似ている。 2その中の五人は思慮が浅く、五人は思慮深い者であった。 3思慮の浅い者たちは、あかりは持っていたが、油を用意していなかった。 4しかし、思慮深い者たちは、自分たちのあかりと一緒に、入れものの中に油を用意していた。 5花婿の来るのがおくれたので、彼らはみな居眠りをして、寝てしまった。 6夜中に、『さあ、花婿だ、迎えに出なさい』と呼ぶ声がした。 7そのとき、おとめたちはみな起きて、それぞれあかりを整えた。 8ところが、思慮の浅い女たちが、思慮深い女たちに言った、『あなたがたの油をわたしたちにわけてください。わたしたちのあかりが消えかかっていますから』。 9すると、思慮深い女たちは答えて言った、『わたしたちとあなたがたとに足りるだけは、多分ないでしょう。店に行って、あなたがたの分をお買いになる方がよいでしょう』。 10彼らが買いに出ているうちに、花婿が着いた。そこで、用意のできていた女たちは、花婿と一緒に婚宴のへやにはいり、そして戸がしめられた。 ハレルヤ!永遠でいらっしゃる聖なる父神様の愛と御子イエス様の平安を祈ります。 みなさんもあることを熱心にやって問題も解いたのに、駄目なことがあるでしょう。肉的な世界でも、いくつかは解けたのにまだ解けていない問題があるし、また信仰の霊的な世界でも、いくつかは解けたのにまだ解決していない問題があるから、根本の問題が解けなくて駄目な時があります。 だから何かをする途中、一部はできて、その他は駄目なら「主の御心ではないのか」とばかり思わないで、御心があっても、すべての問題が解決してはじめてできるから、最後まで祈って、どんどん問題を見つけ出して、一つ一つ解決して、よく見ながらやりなさいということです。 まず「サタンの問題」を解決しなければなりません。 一つ、鉄板のように強力な精神と祈りです。 二つ、憎む心を解決しなければなりません。 憎む心を解き、解決しなければなりません。憎まれるようなことを相手がするから、憎むようになります。しかし憎んだら、自分も一緒に滅びます。だからこの問題を必ず解決しなければなりません。 三つ、妬み、嫉妬、誤解、こそこそ言うこと、悪評、陰謀、すべての悪の考えと嘘が問題だから、この問題を解決しなければなりません。骨身を削る努力をしてこの問題を解決してはじめて、霊的な成功をします。 サタンはどんな問題でも欠かすことなく、必ず関わっています。だから、サタンを、まず御言葉の斧を入れてなくし、熱い聖霊を受けて、鋼鉄のような精神をもって、御子の御名と分体の名でサタンを退かせなければなりません。 今日の御言葉の核心は・・・一つ、『一つ二つの問題だけ解決して物事が成就するのではない。すべての問題をすべて解決したから物事が成就する』です。二つ、『いくつかの問題を解決して、その事がうまく行かないといって、「主の御心ではないのか」と思って、落胆し、方向を変えてはいけない。残りの何をもっと解決すべきか詳しく見て、一つ一つ解決しなければならない』です。 人生の問題を解決してもらった人たちは、その恩返しをする働きをしなければなりません。そうしてこそ、残りのこともすべて直るようになります。自分も苦痛を受けたから、苦痛を受けている人たちの問題を解決してあげなければなりません。自分の問題を解決してもらって、自分の行く道を行ってはいけません。その時から御子主のために生きなければなりません。 問題を解決してもらった後は、以前自分がやっていたことを中心にしないで、天の前で忠誠をつくしたら、自分が生まれた甲斐がある道を行くようになります。 問題を解決してもらったなら、一日に100回、1000回感謝感激して生きなければなりません。それなのに感謝して生きる人たちが少ないです。自分の問題を解決してもらっておいて、また自分の道を行ってはいけません。問題を解決してもらったら、御子が願っていらっしゃる新しい仕事をしてさし上げて、感激して、その道を行かなければなりません。 全部やったのに駄目なのは、残りの問題が残っているからであり、あるいはまだ時になっていないから、すべての問題を解決して最後まですることを願います。