[本文]
マタイによる福音書13章44節
コリント人への第一の手紙15章51~53節
ハレルヤ!
永遠でいらっしゃる聖なる父神様の愛と御子イエス様の平安を祈ります。
今日の聖書の本文、マタイによる福音書13章44節で、畑に隠してある宝を貴重に、大事に思ってはじめて、自分の持ち物をすべて売り払ってその畑を買うと言いました。
これと同じく、何かを得るときも、それを畑に隠してある宝のように、どれだけ貴重に、大事に思うかによって、得るためにすることをするかしないかが決まります。
引き上げがどれほど貴重で大事なのかを知らない人は、行ないさえすれば十分引き上げられるのに、知らなくて、行なわなくて、引き上げられません。貴重で高価な服やものを安値で売っていても、自分にお金があっても、それがどれほど貴重なのかを知らなければ、目で見物をするだけで終わります。
人は知らなくていい暮らしができないし、知っても行なわなければ、いい暮らしができません。
引き上げがどれほど貴重か分かりますか。地球世界をすべて持っているならば、それをすべて払って、裸一貫になっても、「引き上げ」と換える方が数十億万倍もっといいです!地球世界をすべて持っていても、瞬間しか使えません。また、使っても数百億万分の一も使えません。財閥が自分の財産が多いからといって、1日に食事を100回もすることはできません。財閥も同じく1日3食食べるし、もう少し高級なものを食べるだけです。富・栄華があるとしても、少ししか使えません。だから暫し使って終わるものを全部与えて犠牲にするとしても、引き上げられなければなりません。
コリント人への第一の手紙15章51節に『わたしたちすべては、眠り続けるのではない。終わりのラッパの響きと共に、またたく間に、一瞬にして変えられる』と書いてあります。
このことは、私たちの肉体が、神様と御子が時代に遣わした救い人を信じて、その御言葉を聞いて行ない、神様と御子を愛して生きるなら、私たちの魂と霊が変化し、私たちの霊は新婦のかたち、つまり引き上げの霊に変化するということです。
そうして、天使長がラッパを吹き、全能者御子本体が新郎として再臨なさったら、このように引き上げの霊に変化した霊だけが引き上げられて、天の国天国に行くようになります。(テサロニケ人への第一の手紙4:16~17)
「引き上げ」について分かって行なってはじめて引き上げられます。
また、「引き上げ」がどれほど貴重で大事なのかを知ってこそ、苦労し熱心に行なって引き上げられます。だからみんな「引き上げ」が畑に隠してある宝だということを分かって、自分の持ち物をすべて売り払って畑を買うようにし、心と思いと自分の時間を尽くして御言葉通りに行なうことで、必ず引き上げられることを願います。