伝道の書4章9-12節
09)ふたりはひとりにまさる。彼らはその労苦によって良い報いを得るからである。
10)すなわち彼らが倒れる時には、そのひとりがその友を助け起す。しかしひとりであって、その倒れる時、これを助け起す者のない者はわざわいである。
11)またふたりが一緒に寝れば暖かである。ひとりだけで、どうして暖かになり得ようか。
12)人がもし、そのひとりを攻め撃ったなら、ふたりで、それに当るであろう。三つよりの綱はたやすくは切れない。
<一人の人>が一人で労苦したら"一日の賃金"を得て、<二人>で一緒にやったら"二倍の賃金"を得ます。
<一人>で考えたら"一,ニ通り"を考えますが、<二人>が考えたら"ニ通り"以上を考えるようになります。
物も<一人>で持ち上げたら"一人で持ち上げられる分だけ"持ち上げるのであって、<二人>が一緒に持ち上げたら"二倍以上の重いもの>も持てるようになります。
問題を処理するときも<一人>でやったら"一か所"しか処理できませんが、<二人>がやったら"二か所のこと"を処理するようになります。
<一人で>行く途中に倒れたら、ケガをして立ち上がれないけれど、<二人>で行く途中でケガをしたら、一人が掴んで起き上がらせてあげられます。
何かを解決する時<一つより>でやれば弱くて切れてしまうけれど、<二つより>は強くて切れません。
このように<すべての存在の世界>は"相対性原理の世界"なので、相対性原理で見ても<二つより>は"倍"で強く、勝つことができます。
<三つより>ならば簡単に切れないと言いました。
<二つ>を立てる時も、"前、後ろ"の二か所を支えれば耐えられ、"横"まで三か所を支えたら倒れません。
<絶対神、神様、聖霊様、御子>は、"三つより"でいらっしゃいます。
私たちまで一体になれば"四つより"になり、切れずに永遠になります。
誰か特別な人だけが使命者ではありません。
家庭ではお父さん、お母さん、二人が使命者です。
その仕事を請け負う人みんなが使命者です。
これからは使命者二人が一体となり、三位と一体になって三つよりで行なって、すべての現実の問題を解決する皆さんになることを祝福します。