[御言葉] 鄭明析牧師
[本 文] マタイによる福音書4章10節
するとイエスは彼に言われた、「サタンよ、退け。『主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ』と書いてある」。
ハレルヤ!
永遠でいらっしゃる神様の愛と、御子の平安が満ちることを祝福します。
<人間>はどうして人間でしょうか?
「心と考え」があって人間です。「形体」だけがあるからといって人間ではありません。
なぜなら、<死んだ人、死体>も「形体」はあるけれど、「心と考え」がないからです。
風も吹かなければ<風>ではなく、<一つの空気>であるように、<人間>も「心・精神・考え」がじっとしていたら、息だけをする<一つの空気のような存在>に過ぎません。
風が吹くように「心・精神・考え」が動いて機能してはじめて「心が水の流れのようだ。波のようだ。精神が剣のようだ」と言われるようになります。
また、じっとしていたら「心」があちらへこちらへと流れていき「ありとあらゆる考え」が浮かぶから、<心と考え>を打ちのめさなければならなりません。
自分が<悪い考え>、<三位の法から外れた考え>をしたら、蛇を捕まえるように、土の甕(かめ)を砕くように、毒麦を焼き尽くし雑草を抜くように、<主の御言葉の斧>を振り下ろして、なくさなければなりません。
「<考え>をちゃんとすること」です!
「<間違った考え>を治めること」です!
「<間違った考え>を、蛇を捕まえるように捕まえること」です!
「<間違った考え>を土の甕(かめ)を砕くように砕くこと」です!
「<間違った考え>を、雑草を抜くように力強く抜き取ること」です!
<不義な考え>をなくす時は、「タイミング」がとても重要です。
<不義な考え>が少しでも来たとき、直ちに!!踏みつぶしてしまわなければなりません。
<不義な考え>が非常に小さくても、そのままにしておくと、その考えがだんだんと大きくなって、結局自分に襲いかかるからです。
<不義な考え>が少しでも来たとき、直ちに!!ぎゅ~っと踏んでしまい、踏みつぶしてなくすことです。このようにする人は「大勝利者」です。
今日の御言葉を通して<不義を治める御力と権勢>をもらったでしょう?必ず「その御力と権勢」を使って勝利することを祝福します。