[御言葉] 鄭明析牧師
[本 文] ローマ人への手紙6章23節
罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。
ハレルヤ!
永遠でいらっしゃる神様の愛と御子の平安を祈ります。
今日は韓国の固有の節句であり、一番の節句である「中秋」です。
<中秋>は1年間の農作をすべて終えて、収穫したものをもって家族と共に分かち合い、先祖たちに感謝する日です。
最高によいこの季節に迎える中秋、私たちは自然万物と天地を創造なさった神様と聖霊様と御子に感謝し、栄光を帰する節句として過ごさなければなりません。そして地上では、離れて過ごしていた親兄弟と会ってそれまでの経緯を分かち合い、仲むつまじく宴会の日として過ごすことを願います。
今日の御言葉を伝えます。
いつもきたないものを掃除してこそ、病気なしに暮らすことができます。家の中にごみが溜まっていたら、捨てて、汚い汚物は掃除をしてきれいにして、人間の体の中にある排泄物も排泄してしまわなければなりません。そうしなければ、それによって自分ばかりが苦痛を受けるようになります。
<罪>もそうです。
いつも<罪>の代価として様々な苦痛や裁きを受けるから、<罪>は「悔い改め」でなくさなければなりません。<罪の代価>は ‘死’です。だから毎日悔い改めてこそ、「罪によって受ける苦痛」を受けなくなります。
韓国は「全世界で唯一の分断国家」です。いつも「戦争の危険」が内在している国だから、「民族」のために祈らなければなりません。<民族の運命>はすなわち<自分の運命>です。
戦争を経験したことのある人だけが戦争の恐怖を骨身にしみるほど分かります。<戦争が起ころうとする時>と<戦争が起こった時>とは、状況が違います。戦争が起こったら、その時は100%状況が変わり、気が動転して、その時にはじめて恐れの中で神様を呼び求めます。
戦争が起こったらすべての秩序は壊れて修羅場になり、電気と水道が途絶えて生活ができないし、互いに不信し自分だけが助かろうとするし、一瞬にして犯罪の世界に変わって、略奪し、強姦し、食料が底をついて飢えにあえぐし、すべての道路と交通手段が途絶えて足止めされるし、お金は無用のものになって使えないし、ただ命だけでも助かるためにネズミの穴でもあれば入って自分の身を隠そうとします。
一度戦争が起こったらすぐには終わりません。なぜでしょう?
相手がみんな死ぬか屈服してはじめて終わるからです。戦争が起こったら一万倍害を受け、戦争が起こらなければ一万倍楽に生きられるから、いつも「自分の罪、民族の罪」のために悔い改めなければなりません。
みんな御言葉を聞いて分かったから、今年の中秋は特に聖三位に感謝し、聖三位を愛して過ごすことを願います!
<2015年 9月 27日 鄭明析牧師の主日御言葉より>