글동네

具合悪いのを感じる暇が無いんだなぁby 주아나

 

 

日曜日の夜からお腹がムカムカしていたが、結局、事が起きてしまった。
明け方に便器を掴み、昨日食べた食べ物を確認しながら、「あぁ、お前だったか。」と挨拶し、
残りは、下痢という名前で堰(せき)を切ったようにジャアジャア出してあげた。
全ての気力を注ぎ切った後に、布団の中に体をスッと入れると、
今度は夫が連れて来た風邪ウイルスが、気力の衰えた隙をついて体の中にスッと入ってきた。

あぁ、これら全ての事は、式場で暴飲暴食した食べ物のせいであったのだ。
風邪と共に暮らす二人の子どもと、家でワチャワチャしているうちに、
目の前に広がる山海の珍味に、暫くの間無我夢中であったようだ。
冬眠をする熊でもないのに、今でなければ養分を吸収できないという性急な使命感で
口にバクバク入れ、二人の息子の口にも、せっせと食べ物を運んだ。
食卓で一人戦争をしながら食事をしているうちに、神経衰弱にかかりそうだった。
あぁ、神経衰弱も一役買ったことであろう。

体がだるい感じがして、胃腸はねじれ、食欲も無く、気力も無かった。
長男を保育園に送らなければならなかったけれど、歩く力が無くてただそのままでは送れなかった。
それでもご飯は三度食べさせようとして明け方から米を洗い、子ども達が食べ易いようにジャガイモと豆腐を小さく切って、イワシの出汁で味噌チゲも作った。もしかしたら食欲が湧かないかもしれないかと思って、私の母がくれたチョギ(白身魚−日本でいうイシモチ)二匹を美味しく焼いた。焼いた後には、骨も全て取り除いて、炊きたてのご飯の上にのせておいた。
目をこすって起きた二人の子ども達に厚い服と靴下、首にはハンカチまでつけさせておいて、食卓の椅子に座らせてご飯を食べさせた。ご飯を食べるんだか食べないんだかしている子ども達に、こうだのああだのあやしながら、やっとのことで口の中に押し込んでは、自分のご飯を食べた。土鍋に米をスプーン二杯だけ入れただけの白粥(しろがゆ)だ。
口の中に入れると、砂を噛んでいる感じがする。

『ママ、遊んで。』
『ママ、ご飯もう少しだけ食べてから遊んであげるね。』
長男が食卓の椅子を掴んで私にせがんでいる間、百日を過ぎた次男は本棚を掴んで目玉に力を入れながら体をブルブル震わせていた。そうしていながら、まだドシンッとお尻を床に下ろす。
『ダ~~~メ!』
食卓から飛び出すかのように体を投げ出し、次男の胴を掴んだ。やはり……。チョングッチャン(納豆汁)の匂いがオムツからプーンとした。オムツを替えてあげている間に、長男はハサミを持って色画用紙を切るといって、こっちでバッサリ、あっちでバッサリ。
5分経って『あ~、つまんない!』と言っては、ミニカーを全部取り出して、駐車場ごっこをする。『つまんないの。家つくろっと。』押入れから布団を次々と取り出しては、丸めて作る。枕もみんな取り出して、ドアも作り船も作って大騒ぎだ。そこに次男も布団と絡まって、家になっていく。

「あ、今だ。」
この隙に食卓の食べ物全て片付けて、洗い物をする。『うわぁ~ん』と泣く声で、急いで居間を見ると、長男が次男の顔をお尻で踏んでいる。「おい、こら!お前!」と言いたかったが、それでも天使の声で、『お兄ちゃんがそうしたら、弟が痛いよ。やっちゃいけないよ。』と言って、やっとのことで二人を離しておいた。それでも安心できず、次男は私の隣に暫し置いておいたのだが、このチビが流し台を漁(あさ)り始める。引き出しを開けて、アルミホイルをカーペットのようにバーッと広げては手でグシャグシャ、ビニール手袋をチューチューと吸ってペッと吐き出してしまい、ゴム手袋を取り出して鍋の中に入れて、コップは調味料の缶の上に投げてしまい……。洗い物片手に、辛うじて胴体を掴んで奥の部屋に置いておいたら、今度はウェットティッシュの蓋を開けてはティッシュ取り出しの妙技を披露する。次男坊の布団にグルグル巻いて海苔巻きにした後、私の足の隣に置いて急いで洗い物を終わらせた。居間に目を向けてみると、我が家?乞食の巣窟(そうくつ)?違うわよね…まさか違うわよね…この長男ったら…



深い呼吸をして気を取り直して、長男に私と一緒に掃除ごっこをしてみないかといって子どもの心を翻した後に、布団を畳み、色画用紙拾いゲームをした。その間、次男は折り紙を見ると興奮を隠すことができなかった。一口入れたら私がまたペッ、また一口入れたら私がまたペッと吐き出させた。だから長男がアハハハと笑っては、自分も赤ちゃんの真似をする。



少しの間、息をついていると昼食の時間だ。
「何もしてないのにもうお昼の時間なの?」食卓の椅子に座って休んだら、体が痺れていることが感じられた。「あ、そうだ。私は今すごく体調が悪い状態なんだよね。」今になって自分の体の状態が思い出された。私の後ろで、二人の息子はまた喧嘩をしていた。


「そうだよね。あの子達を、私が止めに行かないとね。私でなかったら、他に誰が止めるだろうか。私でなかったら、誰がご飯を食べさせて口を拭いてあげるだろうか。私が隣で愛情細やかに遊んであげられはしないけど、私でなかったら、誰が一緒に絵を描いてあげ歌も歌ってあげるだろうか。私がやらないと。私が具合悪いからといって横になっていたら、誰がこの子達の面倒をみるだろうか?あぁそうだ、私が体調が悪くても具合悪いのを感じる暇が無いんだなぁ。具合悪いのも、痛みと感じる時間があってこそ、具合が悪いと思えるんだなぁ。痛みを感じることができるのも祝福なんだなぁ。いや違う。体調が悪くても具合悪さを感じる時間が無いから、病気が治るんじゃないのかな?それなら、もっと良いことなのかな?」あれこれ考えていると、クスッと笑いが出て来た。

以前だったら、布団の中で横になって弱音を吐きながら過ごしていただろうが、
お母さんになると、どこからこんな虎のような力が湧き出てくるのか分からない。
そんなに弱音を吐いていながらも、そのまま忘れてしまった病気がどれほど多かっただろうか。

命の責任を負うということは、そういうことみたいだ。
体調が悪くても具合悪さを感じることができない使命感が、痛みさえも忘れさせるようだ。

조회수
13,993
좋아요
0
댓글
54
날짜
2014/12/29