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[民政]イエス様を中心に集まりました

 

「イエス様を中心に集まりました」

JMSは異端ではなく、サタンでもありません

 

ゆがめられた情報や報道によって異端となった彼らに今は内部のものだという者が進んで異端だと叫ぶ。その理由は今まで教団に騙され、被害を被りその被害補償を受けようというものだ。しかし、彼らはJMS教団を相手取って巨額の示談金を要求しているというが…

 JMSは聖殿建築物がない。周りを囲む山と芝生が彼らには聖殿だ。そのように自由奔放な中で捧げられる礼拝儀式に対して、既成教会は、その礼拝がひっかかるだけはある。その自由奔放さが一部のメンバーにより、問題を起こし、結局その問題が教団に向けた脅迫用となり、試練を受けている。

 

 根本を見るならば、語源の「キリスト」教理は、聖書を土台とする。聖書がこの世に与えたメッセージは膨大だ。しかし、その本質を要約してみるならば、神様が人間を創造し、人間は神様の被造物であることを信じるなかで、十戒を守り、世の中を生きなさいと言う。その十戒の目的は、創造主と被造物の間の関係摂理のための約束として、つまり神様と人々との関係維持のための約束だ。すなわち、父と子の間の宿命的に結ばれた信頼を継承せよということだ。

十戒は、神様と人間の間に、してはならない責任と、すべき義務を強制している。その十戒は、1.神様以外の神に仕えてはならない。2.偶像に拝み仕えてはならない。3.エホバの名をみだりに唱えてはならない。4.安息日を守り、これを聖とせよ。5.あなたの父と母とを敬え。6.殺してはならない。7.姦淫してはならない。8.盗んではならない。9.隣人について偽証してはならない。10.隣人のものをほしがってはならない。

4つ目の戒めまでは、創造主神様に向かう信仰を堅くしなさいというものであり、残りは人間と人間同士で守るべき綱領(基本)だ。つまり、神様を信じる信仰人であるならば、十戒を守り、この世を生きることが基本だ。教理、またはその戒めから外れた主張をするならば、これこそが異端だということだ。しかし、この世の法は、宗教理念を定義することができないからなのか、「宗教は自由だ」という理念に権能を与えた。その自由というものさしで見るならば、異端はないように思える。現在300余りの乱立された教派を見ると、さらにそうだ。信仰を持っても持たなくても、個人の意思にかかっている。その信仰に対する行動もまた、その人自身に責任がある。

この原初的概念を基礎として、読者が陪審員となり、異端論争に置かれたJMSを正しく見つめることができるよう願い、過去、彼らに起こった試練について書いた。

 

被害者になり試練を受けたJMS

先月、ある週刊誌の記事となっていたJMS(『キリスト教福音宣教会』、以下『宣教会』という)前幹部が暴露した、いわゆる内部映像の問題により、異端論争が再び起こっている。

この映像を端的に見ると、宣教会は、それこそ猟奇的な教団の姿に映るかもしれない。一体、この映像は誰によるものであり、誰のためのものなのか?そして、なぜ?ここにきて暴露されているのか?

まず、この映像をよく見てみると、宣教会の内部で撮影されたもののように見えるが、別の映像が編集された形跡が見える。映像に出てくる人物は、誰かの隠密な指示に従った自作劇を演じているという思いが拭いきれない。その映像の主人公は、教団のチョンミョンソク総裁を指差しているのかと思いきや、チョン総裁の写真を指して、関連性を見せようとしている。

しかし、その映像は主人公の一方的な行動でしかない。その一方的な映像と、別の日付で撮影された映像は、そのイメージをつなげようとしているように見え、チョン総裁が何かの行事に参加したもののように見える。その映像で見られるハプニングで、チョン総裁が困っている表情が見え、その映像がどんな意図で作られ、その映像がなぜ今更公開されているのか、疑いの念を抱く。

この映像を公開しているJMS被害補償対策協議会(代表キムジンホ 以下『被補協』)は、このような難解な映像を世の中に公開するという。そうすると、この宣教会で被害者たちを救済するという彼らの意図がむしろ色褪せる状況となり、映像に出てくる女性全てが、被害者によるまた別の被害者となる立場だ。この映像は、人権問題をはじめとし、肖像権の問題点も抱えている。また、暴露された事実と別に、すべての教会員がそのように矛盾した信仰生活をしているという誤解を呼び起こしかねないということが、もっと大きな問題として誣告性が濃厚だ。

 

個人から始まった葛藤を教団相手に

その映像を公開すると言っている人物は、宣教会で数年間信仰生活をしてきて、またその教団の事務局長を担当したため、宣教会の全信徒が知っている人物だ。

この教団で前事務局長だった彼は、宣教会で、チョンミョンソク総裁から嘱望されている弟子だったという。彼は陸軍士官学校を卒業し、領官級の将校として勤務していた人物であり、軍生活よりも宣教活動に関心が高く、20093月、退役と同時に宣教会の事務局長になったという。

この時はすでにチョン総裁が被害者たちの一方的主張に対応できない状態から、強姦容疑により拘束され、裁判を受けている状態だった。これに、アンチJMS勢力は熱を帯びた非難と誹謗を繰り返してきたが、彼は関心を見せず、むしろ信仰で情熱と誠意を尽くして教会員たちを導いたという。

そのような彼が、今は『被補協』を組織して、その代表をしている。そして、先月、週刊誌『日曜新聞』に宣教会信徒たちの淫乱な映像を公開するといって情報を提供したのだ。まず、この記事が出る前、キム氏は教団の一当職者を相手取って、2億の被害を被ったと補償要求内容を『被補協』のホームページであるインターネットコミュニティに掲載することもした。

 このような状況に対して、宣教会関係者は「映像の撮影年度が異なる2つの映像が、何者かによって2007年に編集されたもののようだ」と言った。一つの映像は自由なパーティーの雰囲気の非公式行事としてチョン総裁はこの行事の間中、スーツを着ていたし、非難されるような行動がないことがうかがえ、チョン総裁が登場しないもうひとつの低俗な映像は、チョン総裁に暗に害を加えるために、何者かが操作したものに見える、と明かした。さらに、2007年であれば、今の宣教会とは関係のないことであり、すでにそのようなスキャンダル事件でチョン総裁は10年の刑の確定を受け、懲役刑を受けている状態だと言った。宣教会側は、その裁判プロセスで、チョン総裁の立場が反映されず、社会的に関心を集めた被害者たちの主張ばかりがされ、もどかしさと無念さを禁じえず、そのような中で、今まで兄弟のように過ごしてきた前事務局長が淫乱映像を公開すると前面に出ているから、傷口に塩を塗りこむような状況で、耐え難い心境だと語った。

宣教会関係者は「軍人出身の彼が、向こう見ずな推進力で多くの功績を立て宣教会の重要なポストの担当までしたが、自らの職位を利用して宣教会の会員たちから数十億ウォンの資金を集め、土地を買い、事業を起こすなど、純粋な牧会者とは遠い生活をしていた」と言い、「彼が起こした詐欺被疑行為によって大変な目に会い、被害を受けてきても、許そうとしたし、また彼が運営していた医療財団と関連して揉め事があったけれども、互いの告訴告発を取り下げるなど、合意書まで作成した」と言った。「にもかかわらず、自らの問題をこのような稚拙な方法で解決しようとする行動は、これまで彼が見せてきた情熱とは対極の行動であり、多くの会員たちがショックを受けている」と語った。そして、彼は現在、詐欺被疑者であり、一審判決の法廷書類を証拠として見せてくれもした。そうして、「彼は現在、ナムヤンジュにある、とある祈祷院の副院長として在職しながら、既成協会の牧師として活動しているが、実際、彼は300万ウォンを支払って、牧師職を買った偽牧師だ」と言った。

 ▲キム氏が詐欺嫌疑で訴えられた内容の法廷書類を提示した

*ペンで囲まれた部分

上:2:キム●ホ(67・・・)牧師

          住居:ナムヤンジュ市 スドンミョンリ358-1 ・・・・

下:被告人 キム●ホを懲役16ヶ月に処す。

 

情報提供者 合法を装った不法があらわになり

この争いは、二つの論点を作り出した。

一つは、キム某氏が作った『被補協』という団体に対するものであり、もう一つは、彼がお金で牧師職を買ったことなので、『彼は詐欺牧師だ』という主張だ。

これに対して、本記者は彼に会ってその事実を確認しようとした。

『被補協』キム某代表は、被補協活動についてこのように言う。「被補協は、今までチョンミョンソク総裁から騙されて、肉体的、精神的被害を受けた会員たちが集まり、JMSを瓦解させ、そこから会員を脱出させることで、その教団を崩すことが最終目的であり、それが自分たちに対する補償だ」と言った。

それならば、今までチョン総裁から信任され、チョン総裁と同じ働きをしてきたあなたは、共犯ではないかという質問とともに、少なくとも被補協を運営する当為性がなされるためには、チョン総裁のような処罰を受けた後に、すべきことではないかと聞いた。すると、彼は、今までチョン総裁に徹底して騙されてきたためであり、今からでも懺悔する心情で、前面に立って、その被害を受けた人々に対する補償のための活動をするのだと言った。

彼は牧師職をお金で買ったという宣教会の主張に関しては、「便牧制度というものがあるが、ある教団で牧会をしていた人が、他教団に移ったら、本教団で履修したその経歴を認めて、他教団で再び牧師職を受けるものだ」とし、問題ないと語った。しかし、既成教会で異端としている宣教会の教理と、いわゆる正統教会の教理が互いに異なることにより、ただ牧師按手だけ受けたことで、他の教理を説教できるかは疑問とされる点だ。

その主張に対して、宣教会関係者は「キム氏が事務局長在職当時、教団の許可を受けずに秘密裏に何人かの牧師と共に、お金で牧師按手を受けたということだ」と同僚牧師たちの録取録と陳述書を見せてくれた。

キム氏の牧師按手が、事務局長在職当時受けたものであるならば、既成教会の教団法上、異端として規定された教会の牧会者は牧師按手を受けることができない点が疑問視される。

これについて、キム氏は、当時チョン総裁が拘束される中で宣教会が分裂し始め、彼らは既成教会として導いていこうとする準備委員長の役割を担っていたため、それまで共にしてきた牧会者たちを既成教会の牧会者として作っていくためだったと解明した。

宣教会関係者は、これに対し、キム氏が教団設立を推進したことは事実だが、本人が総会長になろうとする野心があり、特に既成教団で不法に私文書を偽造して、お金で牧師按手を受けることについては、許可を受けたことがないと言った。

記者はキム氏に、そうであれば、今牧会活動をしながら、その『便牧制度』という慣例をどのように感じているのか質問した。キム氏は「考えてみたら、誤っていることのようだ」と、「そのように受けた牧師按手証を全部破ってしまい、新しく既成神学を受けて、公明正大な牧会者の道を行きたい」と自身の考えを表した。

宣教会側は、いっときチョン総裁の御言葉に感動を受け、熱心に信仰生活をしてきた兄弟として、自身の過ちを謙虚に認めることができず、むしろ自らの責任を他人のせいにしようとする無責任な行動がもどかしいと言った。

少なくとも、信仰人であるという私たちは、自らが神様の前に一つになり、戒めを守るべき人々であるのに、その信仰がこのように一つになれないもどかしさを訴えた。引き続き、彼は霊魂の安息を見つけるために、信仰生活に無念な苦痛をもたらすこのような誤解が一日も早く解かれることを願うと言った。

今まで宣教会に「あれこれのことを暴こう」というやり方でインターネットサイトを運営し、誹謗していた人たちが億単位の金額をむしり取って行っても20億ウォンを要求していた事実を語り、これもまたこのような部類の行動ではないか非常に疑わしく、法的に見るならばこれは明らかに業務妨害であり、恐喝脅迫だが、神様を信じるという人々なので、耐えていると言った。いつかはその真実が必ず明らかになるだろうし、その代価を支払うようになるだろうという言葉とともに、宗教のブラックコンシューマー(*企業に対し、補償金等の目的で意図的で悪質な苦情を訴える消費者)のような人々だと語った。

Translation:Manabu

 ▲ 201010月当時、キリスト教福音宣教会の牧会者として、キムジンホ氏とともに既成教団の牧師按手を受けたイチャンソク氏は、キム氏の強力なプッシュによって牧師按主を受けたが、後になって誤った事だったと悟って、懺悔する心情で牧会をやめたと明かした。

 

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날짜
2012/03/01