[週間現代] 法務部、JMS総裁特別待遇「疑惑」…「事実と異なる」反論

去る10月24日、国会法制司法委員会の大田地検国定監査時に民主党パク・ポムゲ議員は国際クリスチャン連合JMSチョン・ミョンソク総裁が実刑10年の宣告を受けて収監されたが、特別待遇を受けてきた状況を捕らえたとして疑惑を提起した。

パク議員側によると、チョン総裁が収監生活中に特別待遇を受けたという疑惑には▲外部医療施設診療特別待遇、▲弁護士が随時接見して説教内容を録音・教団に伝えてJMS運営のインターネットサイトに説教文書を掲示した点、▲外部医療施設診療を名目にメンバーたちと接触、▲刑務官から電話機を借りて随時外部通話をしていた疑惑、などだ。

パク議員は特に宗教的な立場を利用した豪華収監生活について、真相究明が必要だと主張した。

しかし、去る10月25日、法務部はチョン・ミョンソク総裁の豪華収監生活特別待遇疑惑に関連したパク・ポムゲ議員の提起に対して、真相調査の結果「誤解の疑いがある」とし、釈明資料を配布した。

法務部は、パク・ポムゲ議員が提起した外部医療施設診療特別待遇疑惑に対して「チョン・ミョンソク総裁が2009年5月から2013年8月まで、計17回の外部診療を受けたことは事実だが、刑務施設で治療が難しい慢性的な歯周疾患等で外部診療を受けることが避けられなかったもの」だと釈明した。

また、「一般収容者が年間0.5回外部診療を受けている内容は、外部診療件数を全体の収容人数で割る単純な数値にすぎず、疾患を患っている収容者に対しての外部医療施設診療件数はもっと高い実状」だと伝えた。

弁護士が随時接見して説教内容を録音・教団に伝えてJMS運営のインターネットサイトに説教文書が掲載されるという疑惑に対しては「チョン・ミョンソク総裁は強姦致傷および詐欺等、裁判期間中に計74回の弁護人接見をしたが、可視距離にて刑務官が監視している状況で毎回録音をすることは不可能であり、特に裁判が終わった2012年12月以降、弁護人接見がまったくなかった」と伝えた。

さらに、「事実確認の結果、チョン・ミョンソク総裁は居室内で毎日説教資料を文書形式で作成して外部に送り、信徒たちが「キリスト教福音宣教会」とうのインターネットサイトに掲示したものとして確認された」と加えた。

法務部は特に「外部医療施設診療を名目にメンバーたちと接触した」というパク・ポムゲ議員の疑惑提起に対して「3人以上の刑務官の厳重な警護のもとで外部病院診療を実施しており、医療人以外に外部の人間との接触は不可能だ」と説明した。

法務部はまた刑務官から電話機を借りて随時外部通話をしているという疑惑に対して「大田（刑）の真相調査結果、チョン・ミョンソク総裁は刑務官から電話機を授受・使用した疑いに対して、強く否定しており、事実確認なく報道したマスコミに対して法的な処置を考えると陳述した」と伝えもした。

宗教的な立場を利用した豪華収監生活について、真相究明が必要だというパク・ポムゲ議員の主張に対して「現在上級機関である大田地方更正庁で電話機授受・使用疑惑等の報道内容に関連した事項について真相を調査中」と法務部は伝えた。

記事原文 : http://www.hyundaenews.com/sub_read.html?uid=7432&section=sc5&section2=사회일반=