2016/04/23
(新北訊)全民衆が共にサッカーに熱狂した「アジアカップサッカー試合予選」の初戦リーグが始まった!台湾のサッカー活動を推し進めるため、日本と韓国、台湾のサッカー上級者達が集まり、23日、輔仁大学サッカー場で台日韓の国際レベルの交流試合が開催され、同時に台湾サッカーの応援も集まり、計1000人近くが参加した。去年のワールドカップアジア地区予選試合にて、台湾の人々の全力サポートにより、一気にサッカー熱が起こった。その台湾のサッカー熱持続のため、「台湾キリスト教福音宣教会サッカー連盟」は、「愛と平和のサッカーリーグ全国総決勝戦」を開催し、参加チームは、男性17チーム・女性4チームに及び、韓国チームも参加した。
サッカー場には原住民による民族舞踊だけでなく、バンド演奏や、サッカーと芸術が融合した創造性あふれるパフォーマンスにまで及び、現場はまるでサッカーカーニバルのようで、中華民国サッカー協会の陳永盛も来場し、試合に対して指導を行った。主催側の楊俊彥は、「サッカーと芸術の融合活動を通じてスポーツの健康的で前向きな雰囲気を発展させ、サッカーを通じて良好な精神を学び、フィールドの内外にて愛と平和のサッカー文化が発展することを期待している」と思いを述べた。
選手を激励しに特別に来場した「中華民国サッカー協会」の陳永盛は、「こんなにも大規模な台日韓3か国のサッカー交流試合は貴重な機会であり、サッカーカーニバルは終始活気にあふれていた。善の力で台湾のサッカー環境を変えることを期待する」と語った。
勝つためには暴力も振るうような一般的なサッカーの試合とは異なり、この愛と平和のサッカーリーグは、サッカーと芸術の融合したパフォーマンスとなった。冒頭では特別にアミ族(台湾で最も多い民族)の迎賓の舞(来賓を迎える舞踊)が催され、台日韓の3か国が一つとなることを象徴し、共に天に感謝を捧げた。韓国国家代表選手の孫宗賛は、「私が私達の総会長鄭明析牧師にサッカーを学んだ時、『サッカーは一人のスポーツではなく、十分な身体能力を兼ね備えなければならないし、11人全員に実力がなければならない。私達のサッカーが普通のサッカーと一番違う点は、皆がお互いを気遣い、楽しくボールを蹴っていることであり、これが愛と平和のサッカーである』ということを教わった」と語った。
多彩な芸術パフォーマンスだけではなく、現場ではサッカーゲーム、ミニサッカー試合体験などもあり、サッカー経験を問わず老若男女皆がサッカーを楽しむことができた。主催者側の楊俊彥は、「『台湾キリスト教福音宣教会サッカー連盟』は2002年から今に至るまで14年余り、その普及に励んできた。その間に、ベンチからの観戦・試合出場を経て、アジアサッカー連盟のC級コーチになった人もいた。ある人は父親になり、子供達と少年サッカーチームまで結成し、その中でより多くの人がサッカーを通して豊富な経験を得た」と語った。
サッカーに熱狂するみなさん、このサッカーリーグの推進と、芸術と融合させた多元的な普及活動は、国民に前代未聞のサッカー試合を見せることとなり、台湾サッカーにいっそう多くのエネルギーが注がれることだろう。