「晨光青年会ボランティアサークル」が文山区にある「関愛之家(労わりの家)」の無国籍の子供たちの「一日お母さん」となり、子供たちに笑顔とぬくもりを届けた。(台湾キリスト教福音宣教会提供)
記者羅伊庭 台北より
数日前、「晨光青年会ボランティアサークル」が台北市文山区にある「関愛之家(労わりの家)母子部」に訪問し、60余名の無国籍の子供たちの「一日お母さん」となった。子供たちと一対一で対話することで、国を問わずに子供だちに笑顔とぬくもりを届けた。
「関愛之家(労わりの家)」にいる「無国籍の子供達」の平均年齢は0〜3歳だ。その両親は台湾の国籍または正式な婚姻関係を持っていないため、無国籍の子供達は台湾で身分を獲得しようがない。そのため、政府に補助を申請したり診察を受けたりするにしても相当大きな障害が生じてしまう。
「晨光青年会ボランティアサークル」は、今回特別に多くの「お母さん」を募り、「関愛之家(労わりの家)」の子供たちのために、食べ物から成長に必要な栄養素を摂取することができるようにと、真心を込めて健康的で栄養のある美味しい食事を準備した。また、子供たちが成長に必要な関心を感じることができるように、一緒にゲームもした。
「関愛之家(労わりの家)」の楊婕妤秘書室長は次のように述べている。「『関愛之家(労わりの家)』がケアしている対象は社会で資源を手に入ることができない弱者たちである。例えばここの無国籍の子供たちは身分がなく、何ら資源もないため、台湾で病気にかかり、あるいは出産する場合には、窮地に陥るしかないのです。これらはすべて、誰かが補ってあげなければ政府だけでは解決できない限界がある問題です。外部の方々も『関愛之家(労わりの家)』と共に努力し、寄付と実際の行動を通して力になってくださることを願います。」
台湾キリスト教福音宣教会に属する「晨光青年会」サークルが結成されてから、多くの公益活動を推進してきた。たとえば高校三年生の進学指導、浜辺の清掃、保育園への気配り、公益ランニング大会、原住民への気配りなど。社会のより多くの人々に「関愛之家(労わりの家)」を知ってもらい、実際の行動でもって援助できるように、6月25日には「関愛之家(労わりの家)」のために公益ランニングを開催し、寄付を募る予定である。
文章來源:http://news.gpwb.gov.tw/news.aspx?ydn=2QR3ZY8DxoKPv973RMHrgXcPq2l7UHjGBPG2biWuD0GzjxxV%2BrxVYtZ4AiypUBYQgAREn0LpVxEhe1Kdv8P8vg8PrsFVkU%2BQhvFbgjVb1EE%3D