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JMSチョン·ミョンソク牧師控訴審、「音声録音ファイル」の編集問題を再燃

国立科学捜査研究院の証人尋問文書ファイル鑑定の限界が明らかに
対照ファイルの不在による分析資料の不足認定
被告側、証拠の信頼性問題を指摘して強く反発
検察の立証不足で自ら論議を呼ぶ

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▲25日、キリスト教福音宣教会(JMS)の鄭明析(チョン·ミョンソク)牧師の控訴審第5回公判が大田(テジョン)高裁第3刑事部の審理で301号法廷で行われた

控訴審裁判で告訴人が提出した「音声録音ファイル」の編集可否が再び争点に浮上している。 25日に開かれた第5回公判で検察は国立科学捜査研究院(A氏)を証人として出席させ、このファイルの原本性と編集可否を立証しようとした。

A氏は「ファイル構造分析」と「オーディオ信号分析」を通じて録音ファイルを鑑定したと明らかにした。 彼は「ファイル構造分析」を通じてiPhoneの特性上、メタ情報が変更されないという点を利用して編集可否を確認できると説明した。 「オーディオ信号分析」では編集がある場合、ビットレート圧縮率が変わる特性を通して分析したと付け加えた。

検察は「WhatsApp」を通じてファイル構造が変更される可能性があることを試演し、メタ情報が同一ならばこれを原本と見なすことができると主張した。

しかし、被告人側の弁護人は、コピーファイルだけで編集可否を確認することが十分ではなく、このような証拠が法廷で信頼性を認めにくいと反論した。 弁護人はまた、原本ファイルなしにコピーファイルだけで鑑定した国科捜の分析結果が不十分であり、これに対する信頼性にも疑問を提起した。

A氏は、対照録音機や同じ条件で録音された対照ファイルがあってこそ正確な分析が可能だと説明し、これを提供してもらえず、ファイルの編集可否を明確に判断するのに限界があると証言した。 これは、国科捜の鑑定結果の信頼性に大きな疑問を提起させた。

国立科学捜査研究院の鑑定結果は「鑑定物のファイル構造が独特であり、編集可否を断定するのは難しい」という内容を含んでいる。 このような結果は検察と弁護人側間の激しい攻防を呼び起こし、特に検察が対照ファイルを確保できない状態での鑑定結果を持って論難を自ら招いたことになった。

被告人側の弁護人は「デジタル証拠が法廷で証拠能力を認められるためには、その完全性と同一性が立証されなければならない」として「この事件で検察がこれを十分に立証できなかった」と主張した。 弁護人はまた「検察が原本ファイルなしにコピーファイルだけで鑑定を進めたことは証拠としての信頼性を大きく毀損する要素」と強調した。

裁判所は追加証人尋問と証拠資料検討が必要だと判断し、結審公判を延期した。 次回の公判は8月22日に開かれ、必要に応じて27日まで続く予定だ。 被告側は次の裁判で証人尋問を通じてさらに詳細な反論を準備している。


記事原文 : [忠清日報] https://www.ccdailynews.com/news/articleView.html?idxno=2288145

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날짜
2024/07/29