□ 女性時代10月号で「鄭明析牧師」事件の深層取材カバーストーリーとして扱う
□ 元信者E氏の暴露···金銭を目的としたK教授「企画告訴」の実体が明らかに
□ チョン牧師側弁護人「疑わしい時は被告人の利益で」刑事裁判大原則に基づき「無罪宣告」を要請
キリスト教福音宣教会(JMS)のチョン·ミョンソク牧師に対する10月2日の控訴審判決を控え、注目が集まっている中、
女性時代の月刊誌でチョン牧師についての深層取材記事を取り上げた。
キリスト教福音宣教会(JMS)のチョン·ミョンソク牧師に対する控訴審判決が10月2日に予定されている中で「JMSチョン·ミョンソク牧師事件に対する実体的真実」を暴いた深層取材記事が女性時代10月号に載せられ衝撃を与えている。
今回の10月号で、この46年間、最初は微弱だったが、壮大な神様の摂理歴史を繰り広げてきたチョン·ミョンソク牧師の人生を再照明しながら、そのような彼がなぜ性的暴行の濡れ衣を着せられるようになったのか、「事件の本質と実体的真実」を集中的に扱い注目を集めた。
女性時代はこの事件の本質は宣教会を手に入れるための元教団ナンバー2G氏の反乱と、金銭的利益を得るために反JMS活動家K教授が主導した「企画告訴」だと主張した。
数十億ウォン台の不動産などの財政不正が発生すると、これを隠蔽するためにナンバー2のG氏は2023年3月12日
ヒントル教会の壇上でチョン牧師が「罪がある」という発言をしながら本音を躊躇なく表わした。
宣教会元教団ナンバー2の反乱、チョン牧師「罪がある」性的フレームで濡れ衣を着せる
女性時代10月号によると、2018年2月にチョン牧師が出所した後も、G氏はナンバー2として人事権などを振り回しながら宣教会を牛耳った。 その中で財政不正が明らかになり、これを隠蔽するために数年間緻密に企画してチョン牧師殺しに乗り出した。
G氏は長い間側近たちと謀議し、昨年3月12日、ヒントル教会の壇上でチョン牧師に「罪がある」と爆弾発言をしながら性的暴行の疑いで濡れ衣を着せた。彼女は教理まで変えるなど宣教会を手に入れるための反乱を起こしたことが明らかになった。
K教授、「弁護士費用は私がすべて出す」事前謀議で「企画告訴」
G氏が宣教会内部で反乱を起こしたとすれば、内部助力者と繋がっていると知られたK教授は事前謀議を通じて徹底的に告訴を主導した。
情報提供によると、8月16日と9月3日、元信徒E氏が2度にわたりMBCと裁判所、チョン牧師側弁護人などに送った内容証明に含まれたカカオトーク対話で「連絡していらっしゃる被害者たちに知らせてくれ。 弁護士選任費用も全部私が払う。 刑事告訴だけでなく民事訴訟も提起する」としてK教授が事実上告訴を企画し主導した情況が明らかになった。
カカオトーク証拠資料が暴露され窮地に追い込まれたK教授は9月5日、反JMSコミュニティインターネットカフェに文章を載せ、本人自ら「企画告訴である」と認めた。 そして、どのような理由からか、現在は文章を削除した状態だ。
6月25日、控訴審4次公判直後、大田高裁正門前で開かれた記者会見でチョン·ミョンソク牧師側弁護人
法務法人クムヤンのキム·ジョンチュン(左)、イ·ギョンジュン(右)代表弁護士が録音ファイル鑑定結果を明らかにしている。
“告訴人M氏が提出した録音ファイル完全編集·操作!”
女性時代は10月号でチョン牧師側の弁護人が控訴審過程で国内外多数の専門鑑定機関に依頼した結果、録音ファイルが編集·操作されたということが事実であることが明らかになったと報道した。
これによれば録音ファイルを鑑定した音工学研究所長のペ·ミョンジン教授は告訴人M氏が提出した97分録音ファイルが全般的に編集·操作されたと法廷で証言した。 この日ペ教授は「1回目~3回目までは音波形で徹底的に分析をした結果、編集または操作過程を経ずには発生しえない特異点が数十種類余りに達した」と話した。
続けて「4回目の鑑定過程で音声録音ファイル序盤に『コンピュータマウスクリック音』が1回、音声録音ファイルの最後に『コンピュータマウスクリック音』が4回聞こえるのは携帯電話を流しておいて再録音する過程でコンピュータを操作するマウスクリック音が一緒に録音されたこと」と追加で明らかにした。
洗脳と抗拒不能の要件は成立しない··· 検察、立証できず
最終弁論で抗拒不能に対して心身微弱状態を越えて心身喪失に至るほど、すなわち暴行脅迫で絶対的に反抗が不可能なほどに至る「絶対的な洗脳」がなければならないが、検察の論理はこれを立証できずにいるとチョン牧師弁護人側は反論した。
また、検察の主要公訴事実の中で「チョン牧師が再臨イエスで身体的接触行為は新郎が新婦を愛する行為であり、これを拒否すれば神の言葉に逆らうことで癌にかかり地獄に行く」という主張は宣教会にもない教理であり、これを前提とした公訴は事実誤認だと主張した。
「無罪推定の原則」と「罪刑法定主義の原則」が守られなければならない
チョン牧師側の弁護人は9月6日、結審公判で裁判所に「どうか偏見なくこの事件を眺め、犯罪事実の認定は合理的な疑いがない程度に至らなければならない」という法と原則により「疑わしい時は被告人の利益で」という刑事裁判の大原則に基づき原審を破棄し被告人に無罪を宣告してくれること」を丁重に要請したと伝えられた。
この日、チョン牧師は最後の陳述で「『告訴人たちが主張するそのようなことは神様を置いて誓い、地を置いて誓い、そのようなことはしなかった』とし「全て聞いてあげたが愛だけは聞いてあげられなかった。 これは神様に差し上げたので聞き入れることができない」と明らかにした。
女性時代は10月号の最後の部分で「今回のチョン·ミョンソク牧師事件で『企画告訴』の巨大な陰謀とその実体が明らかになっただけに、必ず徹底した調査が行なわれ公正な裁判が進行され真実が明らかになることを願う」と強調した。
記事原文 : [月刊経済] https://www.economicmagazine.co.kr/news/articleView.html?idxno=290980