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[ニュースデイリー]キリスト教福音宣教会(JMS)と鄭明析総裁、隠された10年の真実

[ニュースデイリー]キリスト教福音宣教会(JMS)と鄭明析総裁、隠された10年の真実

<1> S放送局告発番組の虚偽性 

 

昨年2月、キリスト教福音宣教会の鄭明析総裁は、証拠と証人が曖昧な事件により10年の重刑を宣告された。

また、215日に発行される "月刊民政"では、 "審理を務めた裁判官たちが宗教に対する理解不足と無理やりに造成された世論によって判断が曇ったのではないか"と、この事件の顛末について詳細に取り上げた。

筆者もまた、様々な証拠や状況を見る時、裁判所の判決についていくつかの疑問点がある。また、キリスト教福音宣教会と鄭総裁に対する否定的な見方についても絶対的に同意するにはひっかかる部分がある。その理由は、先にキリスト教福音宣教会の中に入って調べたことがあるからだ。

記者は、自分の役割に関する鉄則を守らなければならない。特に社会で大きな影響力を持つマスコミは公正性の使命を果たさなければならない。そのマスコミの中心部は記者だ。なぜなら最終段階が伝達だとしたら、最初の段階は情報の検索と収集だが、記者がまさにその最初の役割をしているからである。しかし、その最初の段階で収集した情報が正確性に欠けるならば公正性は言うまでもない。だから、記者は情報が事実かどうかを完全に確認せずに話を編集する程度の記事を書いてはいけないという鉄則から絶対に外れてはならない。

2008年、噂に過ぎなかった別名<·フナ事件>でナ·フナは記者会見を自ら開き、本分を尽くさない記者たちにこう言って厳しい忠告を与えた。 '事実も確認せずに記事を書いた記者は幇助者であり、不適切な記事を見ても反駁記事を出していない記者は傍観者だ。 "

これまで、他のメディアでキリスト教福音宣教会の鄭総裁について批判的に書かれた記事の数々。疑問点をすっきりと解消しがたい裁判所の判決。筆者を含め、気になっている読者たちのために、その解答に向けて共に一歩ずつ踏み出してみる立場で、その最初となる記事を始める。

S放送局、JMS教団告発、果たして事実なのか?

1999年当時、ファン○○さんとキリスト教福音宣教会の聖徒たちが一緒に修練院に移動する過程で発生した事件をS放送局では、 "拉致事件"として報道した。しかし、実際の警察の調査では、拉致ではなく単純な暴行事件であった。それで、この事実を確認して "警察ジャーナル"は、S放送局が拉致事件と誤報したものを "単純暴行事件 'として記事にしている。
その後、鄭総裁は海外宣教に出かけたが、S放送局はJMS教団の総裁が信者たちに性的暴行をし、香港に脱出し、海外でも問題を起こしているという内容を告発形式で放送した。この番組を通して鄭総裁の行脚を既定事実化させ、他のメディアは確認もせずに受け売りで記事を上塗りし始めた。しかし、当時放映された番組の内容を解いてみると、誰もがはっきり認識できる問題がいくつかある。

第一は鄭総裁が "女性一人を伝道して来なさい(?)″という説教題目だ。当時、放送に出てきた場面は教団で撮影した映像であり、95年の主日礼拝 "感謝する生活"という説教であった。しかし、放送で抜粋した部分の原本内容は、 "生命の十分の一を伝道しなさい"という内容だった。放送は、 "十分の一"という部分をはっきり聞こえないように処理し、字幕には "女性一人"と表示して放送した。

第二は、鄭総裁と一緒にいる人が皆 '女性(?)'だった場面だ。放映場面は礼拝や行事の時だったが、実際のビデオを検討してみると、男女が一緒にいた場面だったにもかかわらず、放送は女性のみが出てくる場面だけ編集して放送した。

この2つの部分は、視聴者たちに "異性的な問題があり、女性だけを相手にする教祖"だと認識させるようにつくられた内容である。

最後は、JMSが鄭総裁の英文略字だという主張だ。しかし、キリスト教福音宣教会は、JMSという名称を一度も正式に使用したことはなく、取材当時も公式名称として "国際クリスチャン連合"を使用していた。また、イニシャルJMSは、聖書のヨハネの黙示録2216節を見ると "わたしイエスは、使をつかわして、諸教会のために、これらのことをあなたがたにあかしした。わたしは、ダビデの若枝また子孫であり、輝く明けの明星である"という一節から引用して、救い人であるイエスを中心とした信仰文化を作っていくため、Jesus Moring Starを縮めてJMSという用語としてメンバー間で使用していたのだった。

 

 

裁判所が判決を下した和解勧告文

 

その後も継続されたS放送局の偏った報道に対して、裁判所は最終的に和解勧告決定を下し、主な内容は次のとおりである。

- キム○○氏などの一方的な情報提供のデータを放送に使ってはらない。

- 放送48時間前に、該当団体に告知しなければならない。

- 放送分の5%を確保して反論報道をできるようにしなければならない。

- これを破った時には、件当たり3,000万ウォンを賠償しなければならない。

この判決は当然の結果だが、既に放送は一方的に行なわれてしまい、当時の放送を見た人は、いまだにそれを真実として受けとめているという点である。また、キリスト教福音宣教会の聖徒たちはその余波に対処しながら、信仰と共にそれぞれの生活を守って来なければならなかった。しかし、それでも幸いなことに最近の視聴者や読者は、マスコミの表と裏を分かって、マスコミにばかり流されていない。それで、キリスト教福音宣教会や鄭総裁に対する世論も真実に耳を傾け始めた。

また、記者たちも "ナ・フナの一針"の影響を受けたのか、最近は以前とは違って飛躍し、偏った内容ではなく、真実と事実確認に基づいてペンをとっている。

このような利口な世論と共に無念な人々のもどかしい心が晴れることを期待して第1部のペンをここで置く。

<2>性暴力被害者だと主張していたYさんが法廷に立ち良心宣言

月刊″民政″(2月号)、″ブレイクニュース″、週刊誌″事件の​​内幕″(228日)などで、鄭明析総裁の10年刑という最高裁判所の判決に疑問を提起する記事が相次いで報じられている。″ニュースデイリー″も12日、 "キリスト教福音宣教会(JMS)と鄭明析総裁、隠された10年の真実 - <1> S放送局の告発番組の虚偽性"の記事報道に続いて "性暴力被害者だと主張していたYさんが法廷に立ち良心宣言 "した内容の記事として<2>に続いていく。

○... K氏が先頭に立って性暴力被害者の女性4人の記者会見、事実と異なって
1部で説明した内容のうち、一名 'ファンニャン拉致事件 "に関して"なぜファンニャン拉致事件が単純な暴行事件なのか "と警察ジャーナル側に抗議していたK氏は、アンチJMSの代表的団体であるエクソダスを率いていた人だった。K氏は、2006418日、被害を主張している4人の女性を前に出して記者会見を開いた。記者は正義の味方で努力するというK氏の立場を聞こうとした。

しかし、強姦された女性が記者会見をする?それも1人ではなく4人が集まって?実際に強姦された後間もない未婚女性たちが集まって前に出て記者会見をするということは稀である。また、キリスト教福音宣教会を脱退したある女性は、エクソダス被害女性会議というので参加してみたところ "強姦された人がどうして自信を持って強姦された経験を話すことができるのか理解できない"と伝えてきた。
この場合について、性暴力相談指導士のL氏も "一般的な関係について強い衝撃を受けた場合でも35年経過してようやく嫌な記憶が薄れる。それも治療過程を伴う場合をいう。しかし、一般的な関係ではなく、一方的な強姦、すなわち性的暴行の記憶は精神的な衝撃の程度が非常に大きく、時間もより長くかかる。だから、たった数ヶ月から数年の間に起こったことを多くの人の前で堂々と語ることは難しい。特に未婚で若い女性は回復を念頭に置いているので、周囲の否定的な認識を最小化したがる"と述べた。
記者会見での疑問点は、K氏が主張する内容の事実真偽を判断する過程である程度解消された。当時の記者会見で、K氏は "被害女性たちがひどい性的暴行を受けて歩くのが難しいほどの深い傷を負い、下血した"と主張した。しかし、事件現場にあった当時の監視カメラを見てみると、被害者らしくなく笑みを浮かべ、歩行も全く不便に見えない様子が撮影されていた。

 

○...事件の被害者診療の結果、異常なし、Yさん虚偽陳述だと法廷に立ち告白

200644日、事件の被害者だと主張するBさんとYさんの診断結果をまとめると次のとおりである。

- 中国公安病院の診断:処女膜に異常なし。特別な異常や性的暴行の痕跡を見つけることができない。Yさんは当時生理中と診断。

- 警察病院のカルテ:処女膜に全く損傷なし。どのような形でも性暴行の痕跡を見つけることができない。 

- 国立科学捜査研究所:精液検査の結果、陰性反応。

そして、この診断結果を裏打ちする決定的な出来事が法廷で起こった。それは他でもなく、性的暴行被害を受けたと法廷告訴を一緒に進めてきたYさんが偽証をしたと言って告訴を取り下げたのだ。Yさんは母親の手を握って法廷に現れ、警察と検察の陳述をひるがえし、被害事実を完全に否定した。裁判所は、 "証人が告訴内容と異なる陳述をすると処罰を受けることがある"と言っても、Yさんは、 "処罰を受けてもいい。実際には性的暴行を受けていない。自分と共に告訴したBさんも強姦など性的暴行を受けたという事実が全くないにもかかわらず、エクソダス側がそそのかして虚偽の告訴をし、今まで虚偽の陳述をした "と明らかにした。すると、性被害者だと主張する女性4人と一緒に記者会見を開いたエクソダスのK氏は、Yさんを偽証容疑で告発した。

今回の記事で最大の疑問は、K氏の行動だが、第一に"記者会見でなぜ嘘をついたのか"、第二に ″法廷で良心宣言したYさんをなぜ告発したのか?″である。

K氏が不義が満ちる世の中の正義のための時代の英雄であるならば、彼のすべての行動は容易に理解できるだろう。しかし、K氏の嘘は正義とはほど遠い。だとすれば、性被害女性の代弁者を自ら要望したK氏が、正義ではなく他のことに目的を置いているとすれば、我々はもう少し見守って真剣に判断すべきであろう。

 

<3>鄭明析総裁、実は被害者(?)、K20億の金を要求 

VS真実。"キリスト教福音宣教会(JMS)と鄭明析総裁、隠された10年の真実"連載記事第1部、第2部に続き、アンチJMS団体 "エクソダス"を導いてきたK氏が要求した20億事件の内容をもって連載最後の<3>記事を始める。

 

○... K氏、合意名目で20億要求

正義のために戦う(?)K氏は、アンチJMS団体 "エクソダス"を導き、被害女性たちと記者会見を開き、長い間キリスト教福音宣教会と数回の法廷闘争をしてきた。実際には無一文の個人が裁判を開くにはお金がたくさんかかる。それも一、二件ではなく、複数件である場合はなおさらだ。しかし、K氏は本当に "不義を見ると我慢できない正義をもって生まれた"から、自費をはたきながらも正義を具現化するために闘ったのか?

K氏に対して多くの疑問を持っていたキリスト教福音宣教会側のP牧師は、K氏に数回会い、K氏が示談金名目で20億を要求する事実を直接聞くことになったと述べた。(この内容は、P牧師が法廷証言席でも陳述したことがある内容であり、これに関連してK氏が20億を要求した内容を録音した資料もある。 - 下のデータを参照)
K氏がP牧師に "お前たちがいくら努力しても鄭明析は絶対に韓国には戻れないだろう。検事の中にJMSと言うと歯ぎしりする人たちがいる。部長検事級だけでも三人もいる。俺に示談金20億をくれれば、被害者と一緒に告訴したことを取り下げる "

と述べた。これに対しP牧師は、総裁が韓国に戻って来れば真実がすべて明らかになるだろうと言ったが、K氏は "一生中国の刑務所で腐ることになるだろう。もし総裁が戻ってくるとしても、S放送や記者たちが黙っていないだろう。"と言ってマスコミと人脈の力がどれだけ恐ろしいのか分かっていないと言った。

このようにK氏は、以前キリスト教福音宣教会(JMS)側のNさんに告訴取り下げ状を見せて、20億の示談金をくれれば告訴を取り下げると言い、P牧師と会った時もその話をしながら、20億をくれなければ絶対に告訴を取り下げられないといって示談金を続けて要求した。

 

▲K氏が20億の示談金を要求した記録

 

○... 20億の示談金、鄭総裁1次身柄引渡確定後、14千万に金額を変更。なぜ?

K氏は鄭総裁を陰湿に攻撃したことに対する反省文を認証までして宣教会に提出し、(19991115日)、鄭明析総裁に謝罪の手紙を送ったことがある。(2005317日、721日)しかし、その後再び金を要求した。これに対し鄭総裁は、次のようにK氏に返信した。

"愛する恋人も戦えば敵になるのだから、イエス様がおっしゃるように、戦えば誰もが敵になり、心が苦しいものであり、互いの心が苦しく、害になるだけだ。"

"あなた(K氏)が、考えてみたら私(鄭総裁)は悪い者ではないとまで言っておいてお金を要求するなら、私の考えがまた深まるばかりだ"

鄭総裁の返事でも分かるように、K氏は絶えず金の要求をしてきた事実が明らかである。
しかし、鄭総裁の1次身柄引渡が決定した後、K氏はこれまで要求してきた示談金20億を急に14千万に減らした。14千万はK氏が裁判の過程で発生した罰金を返済するためのものであり、K氏の父親の被害補償金は、良心のかぎりくれと言って、千〜2千万ウォンではだめだとP牧師に提案したのだ。

 

▲1999年11月15日、 K氏が宣教会側に送った反省文

 

▲2005K氏が鄭総裁に二度送った謝罪の手紙(左317日の手紙、右721日の手紙)

 

鄭明析総裁がK氏に送った手紙の返信

○... 形のない恐ろしい力、デマの石投げ

K氏は昨年、法廷で鄭総裁の10年刑に大きく貢献(?)した人のうちの一人だ。そんなK氏は、キリスト教福音宣教会側から一銭も受け取っていない。それは鄭総裁が '絶対お金でしてはいけない "と念を押したからだ。この言葉はすなわち "真実は真実でのみ証明しなければならない。"という意味であると同時に、何をもってしても合意すべきことは全くないという事実を言っているのである。もし告訴取り下げ状を示し、K氏が求めていた示談金20億をすぐに渡したら、鄭総裁は法廷まで行く必要も、10年刑を受ける必要もなかっただろう。しかし、真実を知っている鄭総裁本人やキリスト教福音宣教会は無罪判決を確信したが、その結果はあまりにも違っていた。

マイケル·ジャクソンも生前に "児童性的虐待疑惑"のレッテルを貼られたが、後に当時の事件の被害者としてジャクソンを訴えていたジョーダン・チャンドラーは "父が金に目がくらんでやらせたことだった"と告白し、その無念な濡れ衣をやっと取ることができた。

噂を伝え、聞く流布者と幇助者には '事実(truth "は、あまり重要ではない。ただ地味な生活に面白いネタとなれば十分である。このような悪質な噂は事実として受け入れられ、インターネット情報化時代の速い水の流れに乗ってグロテスク(grotesque)な世論に形成される。最終的に世論は巨大な石に変わって、はばかりなく投げられる。そこで何の罪もない人々が倒れて死ぬのである。
いくら法廷で10年刑が言い渡されても ″すべての噂は結局事実だった。 "と結論を出すことができる問題ではない。つまり、裁判所の有罪判決になったからといって本当に有罪なのではない。そして、すべてが終わったわけでもない。真実を知る者たちが最後まであきらめずに勇気を出せば、結局真実は闇をくぐって光に出てくるだろう。

今キリスト教福音宣教会の聖徒たちは、鄭総裁の教え通りただイエス様を生活の中で第一に置く生活を実現するために、金曜日は国内400教会と海外50カ国で天国聖霊運動をインターネット生中継で行なっている。ある聖徒は言う。"私たちの信仰の根本は、聖書に出てくるイエス様だ。イエス様をよく分かるようにしてくださった鄭総裁の無念さは明確に明らかになるだろうと信じる。"

無辜に地下鉄の痴漢犯(地下鉄で女性に嫌がらせをする男)として裁判にかけられる実話を扱って、日本の刑事裁判の問題点を如実に表した映画 <それでもボクはやってない>の最後のセリフを最後に、"キリスト教福音宣教会(JMS)と鄭明析総裁、隠された10年の真実 "を主題にした記事の連載を終えようと思う。

"どうか自分が裁かれたいと思うように裁いてください"

 

記事原文 : http://www.newsdaily.kr/news/articleView.html?idxno=33956

 

 

 

 

 

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2010/10/12