青空 白い雲よ おまえは何故 流れる途中で止まったのか
ほかの雲はみんな流れてしまったのに
どんな経緯(いきさつ)があって
先ほどから雲の花を咲かせ
さまざまな形状を見せながら私を眺めさせるのか
どんなに繰り返し見ても
おまえ 雲は尋常ではない
ぜひ話してほしい
神様が遣わして
私があなたと共にすると伝えてあげなさいとおっしゃった
雲よ
まことに神様は全知全能 偏在なさる
炎のように地球村の人々一人一人をご覧になっている
誰一人話す相手もおらず
話も通じないから一日中おしになり
口をつぐんで天井ばかり見つめていだが
神様がご覧になり私と対話しよう
私があなたを愛していると
おまえ 雲を遣わしたのだな
雲よ
急いで私の言葉を神様に伝えておくれ
これからは神様と対話しながら 変わらない愛で 決心したとおりに
一片丹心で行うと伝えておくれ
この話が終わるや否や 白い雲が一瞬で消えてしまった
まさかあんなに大きな雲が一瞬で消えてしまうとは
神様が遣わした使役者、雲に違いない
続けて雨雲が瞬間にして覆い雨風が吹きつけ
稲光が大きくきらめく
神様が私の話を聞いたと応えてくださる声のようだと悟って
私の胸が熱くなり 感激の涙を流した
あぁ~ 私のように 私を待っている者も
このようにこうなのだろうと 心情を集めて祈った
この日から毎日毎日
ひねもす神様に祈りながら対話した 対話の中のその御言葉を
精神のペンで心の板に記録した
退屈に過ぎていった一日一日が 名残惜しく過ぎていく
昼夜関係なく毎日数千回の祈りの対話……
時間が足りなかった
心の天国ではないか
- 2008年5月チョウンソリ