明け方の冷え込みに、生きる味を感じます。
明け方の冷え込みに、生きるべき意味を作り、生きるべき気力を得、
今日行くべき、一日の進むべき道の運命を得ます。
冷え込みには、僅かな間も耐えられず
真夏でもお湯でシャワーをしなければならない病弱な私なのに
自分の霊魂を、肉が持って世を生きる間だけは、運命のこの時間だけは
温かい部屋の空気で私を温めて下さった主の感謝を背中にし
果敢に窓を開け、果敢に床から立ち上がって椅子に座り
ある程度の冷気で精神を起こし
冷気の中、その方と囁きます。
温かい床は手持ち無沙汰に私を温め、手錠要らずで
容易に親切なことに、自分自らを闇の中の時間の季節へと連れて行く近道という
サタンの騙し事を貫通し、環境の支配から脱出します。
明け方は確かに過ぎましたが、
霊魂の対話は少しずつ忽然と温まり、確かに熱いです。
熱く感じられるまで、冷気の中、その方との囁きによって温めます。
『祈るだけで不思議と眠くなる』と言わないで下さい。
祈る時に不思議と眠くなるようにさせる環境、不毛の地である惑星を脱出して下さい。
植えることもできず、刈り取ることもできない不毛の地である惑星を脱出して
魅惑の地である愛の国、天国へお入り下さい。
祈りの綱は精神の綱であり、明け方の祈りの綱は霊魂の命の綱です。
一日の内、たった一度の明け方に、天から降りて来る神の精神の綱を掴んでこそ
一日の生の中にある闇の腐った太い綱を掴みません。
明け方に惑星を脱出できなければ、ひねもす念仏を諳(そら)んじる人生になります。
ある程度の冷気は、私の愛を守る宝であり、ボディーガードです。
環境を、き・ち・ん・と治め、き・ち・ん・とやりましょう。
writer by 1004