嫌い、避ける気兼ねが生んだ距離感です。
彼と私の間にカスが絡み付いて
私に侮辱が来て、
私も彼に侮辱を投げます。
気兼ねが生んだ距離感が孤立しました。
罪、失態は誰もが持ちながら生きるのが財産なのに、
その財産一つもない者、一つもないこの世界に、
彼の短所の梁(はり)は自分の目には毒だからと、
彼の長所までも気に障って拒むなら、
自分だけは清浄地域なのだと
世の中をすべて思いっきり拒むなら、
私は誰から大切にされるだろうか!
物質、名誉、愛など各種の宝が入っている宝石箱の人生なのに、
人を得る商(あきな)いが人生なのに!
その原因が私によるものであれ、彼によるものであれ
忙しさに飢えて疲れた世の中が生んだ邪悪に満ちた地、
暖かく溶かすことのできる肥えた春のような人がいたなら・・・。
その原因が彼によるものであれ、私によるものであれ
私の胸を突き刺したあなたを先に黙認してあげることができる
春のようにシャレた粋(いき)のイイ人がいたなら・・・。
高潔な格好よさで心が思いっきり洗練された[義人]のように
失敗も時には目をぎゅっとつぶってくれる義人のように
気兼ねなく覆い隠してくれ、十分に埋めてくれ
すべての人の心を独占する巨大な
人生商(あきな)い人がいたなら・・・。
すべての人の心に拒否権が拒否されていて、拒み用がない
巨大な人生金持ちだったなら・・・。
[偉人]は偉大です。
ドラマのような業績で歴史の一幕を飾ったから。
[義人]は義理堅いです。
ドラマのような数多くの世間の罪を自分のものとしてなだめて
世界を許しと和解と平和でなだめたから。
[重千金(あまりに高貴)]な口で
世界を愛と秩序で[導いてくれた]から・・・。
[人心]である人間の心が危うい苦杯(くはい)の苦いさかずきを
お腹が張り裂けるほど飲む水拷問に
洪水が猖獗(しょうけつ)し猛威を振るうその時
[良心]をつなげてくれる『義人』を探しています。
私を治め、世界を暖かく抱いてあげられる私の中の『神の人』を探しています。
writer by 1004