サタン教師:皆さんこんにちは。サタン学校に来られたことを歓迎します。今日も熱心に勉強する準備できていますか。
サタン1,2:はい!
サタン教師:昨日みんなに宿題を一つずつ出したの覚えていますか?
サタン1:はい、神様を信じる人たちを苦しめてきなさいといいました。
サタン教師:ではどうやって人々を苦しめましたか?
サタン1:はい、私は教会を嫌っている人たちの心の中に入って、教会の悪口を言って悪い言葉をインターネットにアップしなさいと言いました。その人によって一般の人たちが教会を嫌いになり始めました。
サタン2:僕もです。僕は親しい友達の心に入って神様を信じる友達に主日一日だけサボって遊びに行こうと誘いました。
サタン1:たった一日だけ?それが苦しめること?
サタン2:もちろんそうじゃないさ~1日サボり、2日サボり続けたら習慣になって教会に行くの面倒くさくなるんだよ。僕はそれを狙ったのさ。
サタン教師:みんな宿題を本当に一生懸命やってきたね。そう、学んだとおり続けて実践しましょう。
サタン1:私たち学んだとおり必ず実践してるじゃないですか。宿題もきちんとやってきますし。
サタン2:そうです。むしろ神様を信じるヤツらがもっと怠けてるんですから。
サタン教師:それでは今日は悪評について学んでみます。悪評について知っている人?
サタン1:はい、はーい。悪評は悪い言葉を言うことです。
サタン教師:悪評は悪い言葉ですね。ではどんな言葉でしょうか?
サタン2:うーん…神様を信じる人たちに悪口を言うことかな?
サタン1:こういうのもあります。教会が変だ。御言葉が変だ。牧師さんが変だ。このようにして変という噂を広めたり嘘を言って人々に誤解させることもありますね。
サタン教師:二人とも当たりです。サタンたちはそのようにして神様と人々の間を遠くさせますね。それでは他の悪評はないですか?
サタン1:他の悪評ですか?他にももっとありますか?
サタン教師:だから学ばないといけないんです。では聖書を読んでみましょう。
サタン2:えっ!サタンも聖書を読むんですか?すごっ…
サタン教師:敵を知って己を知れば百戦百勝といったでしょう。敵を知ってこそ勝つことができるのではないですか。だから私たちサタンは神様を信じる人より聖書をもっとたくさん知らないといけないです。そうしてこそ言葉巧みに人々を誤解させることができるでしょう。
では民数記を見てみましょう。モーセとイスラエルの人々がエジプトを出てシン荒野を越え、カナンに行く直前の状況が出てきますね。神様が12部族の代表にカナンの地を調べてくるようにさせます。その時、私たちサタンは10人の代表を抱きこむのに成功します。彼らが何をやらかしたでしょうか?
サタン1:悪評しました。私ここ学んだので知っています。
サタン教師:そうです。悪評しました。でも考えてみてください。10人の代表が悪口を言いましたか?
サタン1,2:いいえ。
サタン教師:それでは嘘を言いましたか?
サタン1,2:いいえ。
サタン教師:ではなぜ悪評と言ったのでしょうか?
サタン1:あーそうですね。神様を信じる人が悪口も言わないし嘘も言わなかったのにどうして悪評って学んだんだっけ?
サタン教師:はい、10人の代表はカナンに行って見たそのままを話しただけです。神様がくださるとおっしゃった地ではあるけれど31部族もいるし、人たちもみんな体が非常に大きくて荒々しく見えると、見たままを話しただけです。むしろ善評したヨシュアがそこを乳と蜜が流れると言ったことのほうが嘘でしょう。それなのに悪評と言うのです。
サタン1:おかしいな、そうなのかな?こんがらがります。
サタン教師:こんがらがるね。悪評が何か?悪くいい嘘を言うことが悪評の核心ではないです。それは手段。根本は神様の御心を止めるのが本当の悪評です。
サタン2:あー、神様の御心は乳と蜜が流れるカナンがあなたたちのものだと言ったから、その御心を信じて行かなきゃいけなかったけど、10人の代表が神様の御心を考えもせず現実だけを見たのですよね?
サタン教師:そうです。私たちサタンはその10人の代表に神様の立場でカナンを見せたのではなく、まさに自分の立場でカナンを見るようにさせたんです。だからカナンが怖く震えて入って行くのが嫌なんです。わざわざあの恐ろしい人たちと、どうして戦わなきゃいけないのか?シン荒野でもいいんじゃないか…このような心を与えたんです。そうして私たちが勝つところだったのに…あー…ヨシュアとカレブが現れたせいで…うまくいっていたサタンの働きに土をかけて結局サタンの歴史に大きな汚点を残してしまいました。
サタン1:でも不思議です。私たちのようなサタンや神様を信じない人が悪評するのは理解できるけど、神様を信じる人たちも悪評しますか?
サタン教師:いい質問ですね。それが、今話そうとしていた悪評のポイントです。すなわち信じる人たちが悪評するのです。神様の歴史を。どれほど皮肉で面白いことでしょうか。これがまさに、悪評の中でも高級技術なのです。
サタン2:そういえば僕が教会に悪いことをしようと行ったんですけど。その教会は主が感動をくださって12月まで、3ヶ月しか残っていないけれど20人伝道してみようと言ったそうです。でも面白いのは、それを聞いた人たちが「どうやって3ヶ月で20人伝道するんだ。話にもならない」、「ただ教会一つになりなさいとそうおっしゃったんじゃない?」このように考えてたんです。でも、そう考えたのが一人二人だけじゃなかったんです。
サタン教師:これをみてください。自分たち自ら主の御心を信じないじゃないですか。それが悪評です。それも高級な悪評。でもなぜ高級な悪評なのか分かりますか?自分が言っている言葉と考えが悪評だと考えないんです。ちょうど10人の代表のようにです。現実を見たら不可能です。でも、それは自分の考えでしょう。主が助けてくださるといっているじゃないですか。でも信じられない。非常に高級な悪評です。
サタン1:そうです。やってみてもいないのにできないって。主の能力を信じられないようですね。私たち、敵でも主の能力は本当に信じてるのに。私たちが信じる人なら、すでに歴史を起こしてあり余ってるだろうに。
サタン2:そうだね。実際、僕たちが神様をちょっと分かるじゃない。神様が伝道20人しなさいと言ったとき、たとえできなくても鞭を打つ方ではないじゃない。おっしゃったとき、どんな反応を見せるのか、それをもっと注視する方だよ。できない状況でも神様、主がいるからできます~と言ったら、どれほど喜ばれる神様か。そんな神様の心も権能も能力も考えもしないで自分の立場で、できません…しません…おう、小憎らしいじゃないか。
サタン教師:みなさんたち今、誰に同情してるんですか?今は悪評を勉強する時間ですよ。気を引き締めてください。とにかく今日は、とても高級な悪評について勉強したので、今日学んだことを必ず実践して信じる人が自ら神様の御心を止めて悪評しながらも、それが悪評だと分からないようにしてください。そうしてこそ主の御心がどんどん遅れて忘れられますから。キヒヒヒ。
サタン1,2:はい!最高の悪評者になります。キヒヒヒ。