[随筆]
/愛の許諾/
「神様を思いっきり愛することができて嬉しいです。
幸せです。私もたくさん愛します」
一日をこのような告白で始めたらどうだろうか。
ある日、一番目の子が言うことをあまりにも聞かないので腹が立った。
「チュアンちゃんがお母さんの言うことをあまりにも聞いてくれないからつらい。チュアンちゃんはお母さんを愛してないみたい」
一番目の子はその言葉を聞いてびっくり驚いた。
「お母さん、チュアンはお母さんを愛してるよ」
「お母さんのこと、愛さないで」
「お母さん、ううん、チュアンはお母さんのこと、とっても愛してる」
「愛してるって言いながら…チュアンの好き勝手にしてるじゃない」
すると子供は号泣しながらお母さんを愛してると大騒ぎだ。
私があまりにひどいことを言ったみたい、もうしないといっても
一番目の子供は驚いたのか涙をすぐには止められずにいた。
お母さんを好きなだけ愛しなさいと言ったら、やっとしくしくした泣き声がだんだん和らぎ
私をぎゅっと抱きしめるではないか。
子供に「お母さんのこと、愛さないで」とは、ありえないことだ。
「神様、本当に愛しています」
「私を愛するな。あなたの好き勝手に生きなさい」
「神様を愛しています」
「そうだ。私を心と思いと命を尽くして永遠に愛しなさい」
この二つのうち、どちらがいいだろうか?
当然、愛しなさいというほうがいい。
愛すると言っても受け入れてくれないなら、このような苦痛は他にない。
このように神様に仕え愛して生きることは大きな感謝だ。
「神様を思いっきり愛することができて嬉しいです。幸せです。私もたくさん愛します」
一日をこのような告白で始めたらどうだろうか。