その時もすぐに雨が降るというので一生懸命テーピング作業をしていた。しかし穴をすべて塞ぐ前に、1,2滴雨が降った。それでも多くの雨水が漏れないように穴を塞ごうとするが、水気があって湿った鉄板にはテープがなかなかくっつかない。少しだけ早く作業を始めていたらすべての穴を塞ぐことができたのに、後で溜まった水を捨てないといけないので、面倒なことになった。その中で一つの悟りが来た。
雨も漏れる前に塞がなければならないし、牛舎も牛を失う前に直さなければならない(※韓国の諺:後の祭りの意)という事実。
そうしなければ、水を捨てなければならない苦労をするし、牛を失う損を味わわなければならない。このようにすべてのことには順序がある。そして私たちの人生にも先にすべきことがあるという、聖書にある聖句も思い浮かぶ。
<マタイによる福音書6章33節:まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのもの(何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようかと思いわずらうこと)は、すべて添えて与えられるであろう。 >