ソウル西部地方検察庁
ネットフリックスドキュメンタリー「私は神だ」を製作したMBCチョ某PDが「性暴力犯罪の処罰などに関する特例法」違反で検察に送致された中で、反JMS活動家K教授がチョPDの嘆願を提起してくれという文を載せ論難になっている。
K教授は15日、「反JMSカフェ」の自由掲示板に「大統領賞まで受賞したチョPDが性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反の疑いで起訴された」とし、「苦情提起に参加してほしい」という文を載せた。 これは14日、ソウル麻浦警察署サイバー捜査チームがチョPDを「性暴力犯罪の加重処罰などに関する特例法違反」疑惑でソウル西部地方検察庁(2024刑第19529号)に事件を送致したことに対してK教授が積極的にチョPD助けに乗り出したと解釈されている。
一部では、K教授がチョPDの犯罪容疑事件が割り当てられたソウル西部地検担当検事の人的事項まで公開したことに対して、軽率なのではないかという批判の声も出ている。
キリスト教福音宣教会(JMS)側は「K教授がチョPDを救うための組織的な『請願指図』の先頭に立つことは、彼らだけの話せない約束の大連があると推測できる」として「ネットフリックス『私は神だ』JMS編は問題になった扇情的な映像だけでなく、チョン·ミョンソク牧師の発言とは全く異なる性的な内容で字幕を表記した。 この点についても絶対に黙過しない」という立場を示した。
先立ってチョPDは昨年3月「私は神だ」製作発表会の記者懇談会で扇情性問題がふくらむと「韓国社会のインチキ宗教を扱いながら信徒を誘惑し犯罪を犯す教主に対して処罰を促す」として公益性を前面に出して主張した。
これに対しキリスト教福音宣教会側は「『私は神だ』で論難になっている裸体動画に対してチョン·ミョンソク牧師とは全く関係なく撮影された一部信徒たちの逸脱行為」と釈明した。
チョPDは、該当番組でJMS信徒たちの裸体映像を同意なしに流したことに対する容疑で検察に引き渡された。 チョPDは公益性を主張したが、警察は違法と判断して検察に送致した。
一部ではチョPDを検察に送致したことについて「機械的な決定」という批判が提起されている。 警察が公益報道に対して機械的に法理を適用したという解釈だ。
一方、ある女性信徒が被害現場を録音したと主張した97分分量の「録音ファイル」が操作されたまま「私は神だ」放送に使われたという疑惑も提起された状態だ。
キリスト教福音宣教会側は「チョン牧師の弁護人が控訴審裁判過程中に国内外の色々な所の専門鑑定機関で鑑定を依頼した結果、編集と操作がなされたことを確認した」と表明した。
チョン·ミョンソク牧師に対する控訴審を審理している大田高等裁判所第3刑事部(キム·ビョンシク部長判事)は7月25日に開かれた控訴審5次公判で検察側は「ファイル伝送過程中に単純ファイル構造が変更されたもので、いかなる編集や操作はなされなかった」と主張した。
当時、裁判所は「原本がない状況で該当メッセンジャーで伝送されたファイルさえあれば原本と見ることができるか」という質問に国科捜証人は「伝送過程で変わり得るので原本ファイルとは同一ではない」として「携帯電話や対照ファイルがない状況で鑑定について尋ねるならば原論的に判断できない」と答えた。
22日、6次公判で録音ファイル鑑定と関連した証人尋問で裁判の行方が明確になると予想されている。
記事原文 : [ジョブポスト] https://www.job-post.co.kr/news/articleView.html?idxno=112130