サッカーで神様に賛美を捧げます。正しく知ってこそ、正しく行なうように、サッカーについて正しく知って完全に天の前に栄光を帰すことを願います。
最も多くの国で楽しんでいるスポーツ、サッカー
韓国ではこんな話がある。女性が男性から聞きたくない話の中で三番目が軍隊の話、二番目がサッカーの話、一番目が軍隊でサッカーをした話だという昔からの冗談がある。しかし事実、分かって見ると全世界の最も多くの国で最も多くの人達が楽しんでいるスポーツが他ならぬサッカーだ。
摂理歴史の文化と共に行なってきたサッカー。今日はサッカーの歴史について調べてみよう。
サッカーはどのように始まったのか
国際サッカー連盟(FIFA)加盟国が209ヶ国だが、国際連合(UN)194ヶ国、国際オリンピック委員会(IOC)204ヶ国より多く加入していたというからその人気を推測することができる。全世界のスポーツイベントの中で夏季オリンピックと共に最も大きく、人気があるのがFIFAワールドカップだ。
文献によると現代サッカーと類似する形式の運動は紀元前から始まったと伝えられている。BC7~6世紀頃、古代ギリシャ時代に行なった「エピスキロス」というボールを蹴って投げる簡単な形式のゲームに由来すると伝えられている。また古代中国ではこれより前にサッカー形式のボール遊びが行なわれていた。
ローマ時代には軍事競技として広く普及し、ローマがイギリスを侵攻した時にハルパストゥムという競技を普及させ、これがイギリスの近代サッカーの起源になったと伝えられている。
記録として残っている最初のサッカー競技は217年、イギリスで聖霊降臨節の火曜日にダービー(Derby)で開催された競技であり、ローマ軍の攻撃を防ぎ止めたことを記念する祝祭の一環として行われるようになり1175年に至り、イギリスでサッカー競技が祝宴行事として開かれた。
1800年代のイギリスでのフットボールは無秩序な中で行われていたため、各グループは統一した競技ルールの必要性を痛感するようになった。そうして1863年10月26日、フットボールグループの代表者達が集まり6回の会議を経て現在と同じスポーツとしての形式を備えるようになった。これがアソシエーション・フットボール(協会式フットボール)の誕生だ。
天の御心が込められているサッカー
このようなサッカーが全世界、各国に紹介され、普及したのはスポーツ専門家のためではなくイギリス人の牧師、宣教師を通してだった。これはサッカーを通して人類に働きかけようとなさる神様の深い御心が込められていると思う。
鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師はサッカーについて「主はサッカーを通して摂理歴史を導いて行く方法を教えて下さり、福音を伝えながら世の中の誘惑に打ち勝つ方法と愛を教えて下さった。摂理史で行なうサッカーは健康のためだけに行なうのではなく、神様に讃美を捧げながら主の愛を実践し、福音を伝え、世の平和を成すために行なってきた。」とおっしゃった。
このように神様はサッカーを通して天の歴史を広げ、人生を学ぶようにし、全世界が一つになるようにして下さった。サッカーで神様への信仰を見せ神様に栄光を捧げるのではなく、度が過ぎるほどサッカーに溺れて神様に栄光を帰さないスターばかり眺め、何かを眺めてばかりで終わる。今はサッカーで神様に讃美を捧げるべき時だ。
次の文章では韓国のサッカーの歴史について取り上げてみようと思う。
[出典] 斗山百科, 平和サッカー