サッカーで神様に賛美を捧げます。正しく知ってこそ、正しく行なうように、サッカーについて正しく知って完全に天の前に栄光を帰すことを願います。
体育講座 Class.04 | 平和サッカー
サッカー審判の登場
/グラウンドの警視庁/
競技をするにしても、規定に従って競技をしなければ、栄冠は得られない...
‘‘競技をするにしても、規定に従って競技をしなければ、栄冠は得られない...’
(テモテへの第二の手紙2章5節)
私は幼い時からサッカーがとても好きだった。サッカーが好きでサッカーシューズを履いて学校に通い、先輩とサッカー試合をしているうちに通学バスに乗り遅れ、腹ぺこの状態で2時間かけて家に到着した幼い頃の記憶がある。
2001年、サッカー審判の講習を受けるようになったが、講師がこのような質問をした。
「サッカー試合は何チームでしますか?」
初めて参加した教習生たちは「こんなことも質問なのか?」と思って、みんな「2チームです。」と自信満々な声で答えた。旧暦で20歳を超えていた私も小さな声で「2チーム……」と言ったことを覚えている。
しかし私の答えとは違い、講師は、試合は走る「Aチーム」、「Bチーム」そして審判チームの3チームだと言った。
試合が成立するためには両チームの選手たち、そして選手たちの試合を競技ルールに沿って判定する審判の1チームが必要だった。無知があらわになったし、公正な判定をする審判の重要性を新たに認識する時間になった。今まで数千試合の競技を主管する審判の役割を果たしている。
そこで今日は競技ルールの誕生、審判とは、そしてサッカー審判の登場について伝えようと思う。
/競技ルールの誕生/
/審判とは/
審判は、Referee, Umpire, Judgeの三種類に区分される。Refereeは選手たちと一緒に走り、積極的に介入する必要がある種目の審判を指すが、その代表的なスポーツがサッカーだ。
Umpireは、選手たちと一緒に走らないで場所を守り判定を出す審判を指して称するが、その代表的なスポーツが野球だ。Judgeは、点数をつける採点者であり、その代表的なのものとしてフィギュアスケートが該当する。
/サッカー審判の登場/
プロサッカーが一般化する前、審判は試合の指導教師ほどの役割でしかなかった。しかし徐々にプロチームが創設され、リーグが活性化した1874年頃、試合中、地域ごとに違うルールによる摩擦が頻繁になると、これを調停すべき専門家である審判が競技場に出場するようになった。
審判が、なぜ必要なのかについて鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師は
「敵は愛するが、審判はやらなくてはならない。サッカーをしに行った時、サッカーの審判が審判しないだろうか?誰が何と言っても審判はする。『フリーキック!』『オフサイド!』『タッチラインアウト!』『ペナルティキック!』みんなありましたね?ゴールラインの中でボールを手で掴(つか)んでいるのにペナルティキックと宣言しなければ、観衆たちみんなが追いかけてくるのです。『おまえは審判か!』と言います。だから審判はやるべきことをやらなければならない。」とおっしゃった。
サッカーをする時、自分がどんなに正道を歩んできたといっても、反則をすれば反則を取られるのだ。このように審判をするということは、善悪を分けることのように是非を分けることだ。善悪を教える審判官が警視庁であるように、グラウンドの警視庁がサッカーの審判なのだ。