3文(もん)コラム by BON局長

BON局長がお届けする3文(もん)コラム!3文くらいの安っぽい文章の実力ですが・・・世の中の言葉で解いた主日の御言葉をアップします。

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果たして「命をかけるに値するような」ことをしているのか?

生命(いのち)!


漢字を見たまま解いてみると、「生きていきなさいという命令」と捉えることができるかもしれません。

「命令」は、下命者と受命者という二者の関係まで明確に現すコミュニケーションの一形態です。

「生」は生きている状態(Being)であり、それと同時に「生きて『いく』」活動(Doing)でもあるのです。


「生きていくということ」は、生きている「状態(活動)」を「時間」をもってつなげていくことです。

この点において「生命」は、「時間」と非常に密接な関係を持っているだけでなく、「時間」がすなわち「生命」だとみることもできるのです。

つまり、「時間をどう使うか」というのは、「自分の命をどのように使うか」という問題です。

また、この「時間(生命)」は自分の物ではなく、創造主が「命令」をもってくださった貴重な物であるため、より一層むやみに使ってはいけません。


だからこそ、ある物事に時間を費やそうと思ったら、必ずよく考えて結論を出さなければなりません。

「これが果たして自分の命をかけるに値するような事なのか?加えて、天が喜ばれる事なのか?」


この歴史は、本当に「貴重なひと時」を迎えています。

貴重なこの時、この時間を、どんなことをしながら使わなければならないのか、考えが深まることでしょう。


ある「事件(Event)」が発生すると、その事件について人々は各々「解釈(Interpretation)」をします。

しかし、この「解釈」というのは、既に自分の認識の枠の中で決定づけられているのを取り出すということに過ぎないので、その「事件」がどんなものであろうと、その事件に対する「解釈」は実際問題、既に「終わっていた」ものだと見なさなければなりません。


例えば、日本による植民地時代(日帝強占期)の時、安重根(アン・ジュングン)医師がハルビン駅で起こした「事件」をもって、朝鮮人は「英雄の義挙」として解釈しましたが、日本は「テロリストの暴挙」と解釈して彼に死刑を宣告しました。


これらの「解釈」は、安重根医師の「射撃事件」が起こった後、綿密な事件分析を通してなされたものではなく、既に平素から持っていた自分たちの認識の枠(Frame)の中で、事前に決定されていたものだと見なすことができます。


「貴重な時」を目の前にして、私たちは聖殿建築や宣教活動などに拍車をかけており、もちろんこれも非常に重要なことです。

しかし、この歴史について誤解し、間違った認識の枠組みを持った人々の目に、私たちのすべての努力、そしてその結果物(事件)が、どのようであれ「良い姿」として映るようにすることは簡単なことではありません。

この歴史に対する間違った認識の枠を変えることこそが、貴重な時を迎えるための多くの準備のうち、急を要し重要なことなのです。


では、この「認識の枠」はどのように形成されるのでしょうか?

認識の枠は、「話(言葉と文字)」を通して形成されます。

「あること」に関して、「どのような言葉を聞き、どのような文章を読んだのか」を通して、「認識の枠」が形成されるのです。

 

皆さんは、現在どこから「話」を一番多く聞きますか?

現代人たちは、インターネット(スマートフォン、SNS、ポータル機器等)を通して「話」を聞く時代を生きています。


私たちの真実な「話」をどこで叫び伝えてこそ、誤解している人々のこの歴史に対する間違った認識の枠を変えることができるのかは明らかです。


鄭明晰牧師は、「次元を上げること」は「水準を上げること」とは完全に違うものだとおっしゃいました。

ギアの無いシングルスピードの自転車から、27段のギア付き山岳自転車に変えることが「水準を上げること」だとすれば、自転車から自動車に変えることが「次元を上げること」だとおっしゃいました。


水準を上げることは、今やっていることをもっと熱心に、もっと上手くやれば可能です。

しかし、次元を上げるというのは、それまで自分を存在させ、自分に成功を収めさせてくれた自身の最高の強みを自ら破壊してからもなお依然として存在感と成功を保持し続けられる新しい理由を見つけ出す時にようやく可能になるのです。


自転車を走らせていた「ペダル」を破壊し、飛行機を飛ばしていた「翼」を破壊したとしても、一層速く走り、一層高く舞い上がることができるようにする時、その次元を「自動車や宇宙船」に上げることができたように、です。


今日(こんにち)までこの歴史を維持し、成功させてきた多様な「オフライン活動」の数々。

これからは、それとは違う、全く新しいこと「オンライン宣教活動」を始めることのできる時に、新しい次元に達する可能性が高くなるのではないでしょうか?




光より速く行う秘法は「前もってやること」だとおっしゃいました


インターネットは、以前までは情報を見つけて参考にするためにたくさん使われていましたが、今では情報を探し出すことに限らず、もはや意思を決定し、特定の行為を実行させるぐらい私たちの生活により深く入り込んできています。


以前は、聖書の紹介をした後に教会に導いて御言葉を伝えていた宣教方式が有効だったとするならば、今は、そしてこれからは、より一層インターネット宣教の役割は重要視されるでしょう。


人々がインターネット上で関連したコンテンツを探して確認し、さらには動画を見て一定以上の講義まですべて聞いた後に、「この教会に行かなければ。」と決心し、実際に訪問することになるでしょう。

このような時代に相応しい方式で、私たちの宣教活動が変化しなければなりません。


「貴重な時」、このことが時間を投資するに相応しい(命をかけるに値する)事だと思うのなら、すぐさまそれを始めなければなりません。


いざ実践をしようとすると、残っている時間が思ったよりも短いからです。

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날짜
2017/02/27