3文(もん)コラム by BON局長

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「感謝」がルーティン(Routine)になる人生

「病床に伏したことがある人だけが知っています。
 箸を持ち上げる力がどれほど大きく偉大かを…。」


ある工事現場に貼られた文句が心に響きます。


自分で箸を持ってご飯を食べられるだけでも本当にありがたいことです。


「感謝」とは、ある時は感謝できるし、ある時は感謝できないというように、客観的な基準はありません。極めて主観的で、私的な態度の領域です。だから「感謝」は自分が制御できる「訓練」の問題であり、「習慣」に関わる部分です。


「成功した人たちのルーティン(Routine)は○○だ」(○○は運動、読書、メモなど)このようなことも流行が適用されるのか、最近の広告コピーに多く使われている文章です。


この「ルーティン」はもともとスポーツ(プロスポーツ)系から由来しているそうです。運動選手たちが自分の最高技量を発揮するために反復的に取る行動・パターンを指す言葉です。


例えば、水泳選手が試合直前に必ず特定の音楽を聞くとか、野球選手が打席に上がり、バットの先で地面を2回叩いたり…。「ルーティン」とは、何か大事なことを前にして最高の成果(卓越)を出すために、自分だけのパターンや習慣で心を掴むためのものだと解釈してよいでしょう。


これと関係した名言が思い浮かびます。
「卓越することは習慣だ」 -アリストテレス


偉大な哲学者アリストテレスは「卓越すること」は、ある特定な行動、あるいは特定の出来事に対する驚くべき成就を通して現れるものではなく、「習慣」から現れると言いました。毎日毎日の生活の中で反復する行動パターン、習慣が、すなわち「自分」であり、自分の「運命」を決定するということです。


デンゼル・ワシントン(Denzel Washington、1954年~)は、筆者が個人的に好きなハリウッド映画俳優の一人です。


彼は大学時代、あまりにも勉強をしないせいで学校を退学させられたそうです。実際に退学させられてみると、自分自身に呆れ、失望したと言います。
母親が運営する美容院にやることがなくて座っていたある日、客の一人が彼を見て、天の啓示を受けて伝えてくれたそうです。大学でも首になり、どうしようもなく見える彼が、将来は全世界を回り、数百万人の前でスピーチをすることになると。


現在、彼はこの予言を成した人になりました。
デンゼル・ワシントンは毎朝起きたらすぐに、これから自分が受けるであろうことについて「あらかじめ感謝の祈り」を捧げたそうです。まだ受け取ってもいないこと、受けとるであろうことについてあらかじめ感謝の祈りを捧げる人生。その日々の「ルーティン」が、実際に彼が世界中を回りながら数百万人の前に演説をするようになった理由の一つであることは間違いないと告白します。


「感謝」こそ、現在与えられたすべての状況を前向きに転換できる大きな力であり、未来の運命を変えることができる強い力です。


聖書には「いい時も悪い時も、嬉しい時も悲しい時も、いつも感謝して生きなさい」とあります。実際、神様は死ぬところから助けて下さり、私たちが分かっても分からなくても数万、数十万回助けて下さり、悪い道に行かないようにして下さり、肉体を救って下さり、霊魂も救って天国で永遠に暮らすようにして下さったから、感謝するのは正しいことです。


「感謝」が「ルーティン(Routine)」になる人生を生きたいです。

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날짜
2020/04/07