BON局長がお届けする3文(もん)コラム!3文くらいの安っぽい文章の実力ですが・・・世の中の言葉で解いた主日の御言葉をアップします。
最近ビジネス分野では週52時間労働制が熱い話題の一つです。
労働者が1週間に52時間以上仕事をしてはいけないというものですが、お金さえ払えば仕事をたくさんさせてもよい時代が終了し、「仕事をたくさんさせること」が罪になり拘束までされ得る、そんな時代が来たのです。
以前の大きな争点は、資本家による「労働搾取」と関係したものでした。
一部では依然として労働搾取の問題が残っていますが、全般的に労働時間の短縮は文字通り「大勢」と言えるでしょう。
昔から想像してきた人類の「理想世界」は、労働はすべて機械に任せてしまい、ただ楽しく遊ぶそんな姿でした。ただ遊んで生きることが夢だという若者が多くなっていることを情けないと言って無視するのではなく、新しい時代への転換を予知したものとも考えられるでしょう。
聖書でも「婚宴の時代」を預言しているので、その時は本当に楽しく遊んで生きる時代なのかもしれません。
しかし労働時間の短縮が、本当に楽に遊んで生きる理想の時代の到来を知らせるシグナルとだけ見るわけにはいきません。多くの人がこれからの時代は「労働」ではない「余暇(Leisure)が搾取」される時代だと言います。
「余暇が搾取」される時代とは…
多様な解釈が可能でしょうが、一つの見方として、通信会社や映画会社など、どんな形であれ「遊興」に関係したところにお金を払わなければ楽しさを得られない、そんな時が訪れることとも言えるでしょう。
資本家が出す「商品」を消費することができる余力、資本力なしには人生の楽しさと意味を感じられない時代。なんだか「労働が搾取」された時代より、もっと暗鬱にさえ感じます…。
キリスト教福音宣教会の鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師は、会員たちと共にする大部分の時間を楽しく遊ぶところにたくさん使いまが、その中に感動と面白さが溢れています。
この点では少なくとも余暇を搾取されず、余暇の主人としての生き方を学んで生きていると自負することができます。
よく知らず誤解する人たちは、彼が「サッカー」(各種イベント)を個人的に好きたからだと言ったりしますが、サッカーについて彼はこのように言います。
「私は決してサッカーが好きでするのではない。サッカーを通して共にする人たちと三位に栄光を帰し、健康管理をし、人生を生きる知恵を三位に学びながら戦略を立てる時間として活用するのだ」
この言葉を通して「自分が多くの時間を使うそのこと(仕事、学業、何にしても)」が楽しくて熱心にするのではなく、熱心にやるからこそ楽しいのだということを知ります。
また人は自分の内面の声を聞いて、その「情熱」に従えと言ったりしますが、情熱も結局は感性の一種に当たり、朝夕で変わるしかありません。
だから情熱に従うのではなく、自分の行く道に情熱がついてくるようにすることが正しいということを分かるようになりました。
まさにこの点で、自分の個人的「嗜好」と「情熱」そしてしなければならない「仕事(使命)」が巧妙に交差し得るということを感じることができます。
聖霊の働きは「好きになるようにして、そのことを実現するようにする」と言いました。好きでやったけれど、分かってみたら「聖霊の導き」だったということです。
整理すれば「しなければならないこと」と「遊び」、「面白さ」と「義務」、「情熱」と「使命」が必ずしも異ならないということです。だから聖霊の導きを分かって、最初から感謝、感激し、喜んで楽しく自分の仕事をする、そんな時になったということです。