3文(もん)コラム by BON局長

BON局長がお届けする3文(もん)コラム!3文くらいの安っぽい文章の実力ですが・・・世の中の言葉で解いた主日の御言葉をアップします。

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安けさは川のごとく

 

 

 


どんな環境でも変わらないもの...


笑い話で、コーヒーに落ちて死んでいくハエが残した一言が「苦い味、甘い味どちらも味わっていく...。」だったそうです。一度生きて終わる人生、本当に甘い味、苦い味どちらも味わっていくのに、百年あればちょうどいいのかどうか分かりません。甘い環境、苦い環境によって変わる人間の暮らしが、甘い味を味わって喜び飛び回っても、苦い味を味わって挫折することもないのは、結局百年経つと、このすべてのことが終わるからです。

簡単に環境によって変わることが空しいから、人々はどんな環境でも変わらないものが好きなようです。北風や冷たい雪にも青さを失わない常緑樹が好きで、金とダイヤモンドが人生で最も大切な「愛」が変わらないようにと結婚の贈り物によく選ばれるのは、そのような理由からのようです。

今週の御言葉でも、貴重な悟りによって何かを誓っても頻繁に変わるのは、環境が変わるからであり、それによって受けた感動を忘れてしまうからだとおっしゃいました。しかし、実際には、この環境と条件は、自分の霊魂の本質的な平安とは大きな関係はないのかもしれません。

今この状況で感謝しないなら、条件と環境が良くなっても、明日自分が捧げられる感謝の水準は決して今日より上がることはないでしょう。今変わらないなら、後の環境がもっと良く変化する未来は来ることはないでしょう。




最も絶望的な場所で「霊魂の安らぎ」を...


筆者の愛唱曲の一つである「安けさは川のごとく」という賛美歌は、限りない感動の実際の経緯を盛り込んでいる賛美の詩です。この曲を作詞した人はホラシオ・ゲイツ・スパフォードというアメリカ人の弁護士です。裕福だった彼は、ある日、家が燃えて家族みんながひどい気苦労をします。疲れた心身を癒そうと家族旅行を計画しましたが、急ぎの仕事があった彼は、妻と4人の娘を先に船に乗せて送り出します。ところが、その船が大西洋を渡っている途中、他の船と衝突し、200人以上が命を落とす事故に遭います。無情なその海は彼の愛する4人の娘をみな飲み込んでしまい、かろうじて妻一人を生かして返してくれました。

スパフォードは言葉にできない悲しみに沈み、もっと衝撃を受けているであろう妻のそばに行くために、急いで船に乗って大西洋を渡ります。濃い海の真ん中のある地点に来ると、船長がやっとのことで口を開きます。まさにここが彼の娘たちが溺れた場所だと......

ただぼうっと海を見ていた彼に、不思議なほど、とても言葉では説明できない霊魂の深い所からの安らぎがやってきます。そして「安けさは川のごとく」の作詞が始まります。

「安けさは川のごとく 心浸す時 悲しみは波のごとく わが胸満たす時 すべて安し 御神共にませば」


到底「霊魂の安らぎ」を歌うことができない場所で、最も絶望的な環境と条件の中で、最も「安らか」な賛美が偉大な誕生をする瞬間でした。結局、条件と環境のせいで変わってしまう人は、完全な救いに至れなかった人なのかもしれません。

天は私たちを愛する時、一度も私たちの環境と条件を計算して愛することはなかったので、私たち自身の天に対する愛の誓いも、環境と条件によって変わってはいけないというのは理にかなったことです。「自分をつくった人は絶対に変わらず、永遠だ。」とおっしゃいました。自分をつくっておいた人は、純金のようであり、ダイヤモンドのような人でしょう。



Translated by Akashi




 

 


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날짜
2014/10/15